損益(160919~160925):45454
日経平均PER14.21:、EPS:1179.03(160923)
日銀会合前に、計画通り日本株の買いポジションを減少させ、
暴落に備えたが、予想されていたマイナス金利の深堀がなかったため、
日銀会合後、銀行株を中心に、株価は上昇した。株価が上昇する一方で、
為替は、円高に動いたため、ドル円の買いポジションを少し損切した。
10月には、日本企業の決算が発表され、円高による業績下方修正が
ありそうだが、日銀は、今の株価を支え続けることができるのだろうか?
なぜ、日銀は、株価を支えたり、長期金利を操作したり、他の国の中央銀行が
やらないことをやる必要があるのだろうか?物価を2%上昇させることに、
本当に価値があるのだろうか?物価が上昇しても、多くの国民は、実質賃金が減少し、
貧しくなっただけではないのだろうか?
どんなに、日銀に価格を操作する高い能力があっても、景気が循環するのを止められず、
世界の景気が悪化し、円高となり企業の業績が悪化し、企業価値が減少するのを
止められないのでは、ないだろうか?
日銀が価格を操作するために、株や国債を、本当の価値よりも、割高な高値で
買い続けることにより膨大な損失が発生した場合は、原発事故の損失を、
電力会社のかわりに、国民が責任をとるように、将来の国民が責任をとることに
なるのだろうか?
問題の先送りと責任転嫁以外に、有効な手段はないのだろうか?