NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か2017」を見た。とても興味深い番組だった。

 人間の将棋の名人が、AIに負ける。人間よりも、AIの方がたくさんの経験を積んでいて、AIは、人間が気づかないやり方を生み出してきている。
 タクシーに導入されるAIが、需要を予測している。 
 証券会社でトレードしているのは、人間より判断のスピードが速いAIで、人は、AIがトレードするのを見ている。トレードでは、人工知能と人工知能が、戦っている。トレードで、人間が機械に勝てなくなり、人は必要なくなるのだろうか?今は、スピードの世界で、AIが人間に勝つようになったが、将来、バフェットさんのような長期投資でも、AIが人間を上回るようになるのだろうか?
 アメリカで再犯リスクを予測するAI。AIは、間違わないのだろうか?
 政治家の不正が問題となっている韓国では、お友達ファーストではないAI政治家の可能性が、研究されている?いつか、人間とAIが選挙で戦うことになるのだろうか?AIで公正な政治が実現するのだろうか?映画で見たように、AIが戦争を始めることはないのだろうか?

 AIが、自分が思ったよりも速いスピードで、社会で利用されてきている。
 今後、人工知能のサービスを売る会社や、人工知能で生産性を上げる会社の中には、膨大な利益を上げる会社が出てきて、利益が増加する企業の株価は上昇するのではないか、と思うのだが、どうすれば、見分けることができるのだろうか?
 今後、人工知能は、社会をどのように変えていくのだろうか?

 番組に登場した企業は?
NTTドコモがタクシーの需要を予測?
野村證券?
フロンテオ?
ソラスト?
 野村證券を除いて、どの企業もかなりPERが高く、割安な株価ではないため、すぐには、買わないことにしたが、割安な価格になることがあれば、買ってみたい。