多くの日本の大きな会社の成長は止まっていて、ほとんどの日本の大企業はもう成長しないかのように見える。しかし、ダイフクは、時価総額の大きな会社であるにもかわわらず、成長が止まらないで、純利益が毎年、大きく増加しているので、不思議に思って調べてみた。

　ダイフクのアニュアルレポートを読んでみた。
　『eコマースの拡大などによる商流の変化（C to B）』、『人手不足や生産性の向上へのニーズ』や『IoT・AI・VRなど最新技術の活用』という社会的課題を解決する優れた会社のようだ。

　Amazonのような企業が大きくなることによって、近所の本屋は、どんどん減っているが、逆に、ダイフクのような会社は、大きく成長していくのだろうか？

　『当社グループの製品は、技術的・品質的・コスト的に他社の追随を許さない高付加価値製品であると考えています』という強い自信が印象に残った。なぜ、この会社は、他の会社にできないことができるのだろうか？

　この会社の驚異的な成長は、いつまで続くのだろうか？人口減少という日本が抱える問題により、この会社は、今後も、成長していくのだろうか？

　残念ながら、現時点では、PERが26.4と割安かどうか判断が難しい株価のため、購入を見送り、割安な株価になるのを待つことにした。しかし、この会社が優れた会社であることを多くの人が知っているため、成長が継続する限り、割安な株価にはならないかもしれない。

　どうすれば、このような会社を早く見つけ、株価が大きく上昇する前に購入することができるのだろうか？四季報を読み続けていれば、このような優れた会社を見つけることができるのだろうか？

　世の中で起こっている大きな変化に注目し、需要の変化を見つけ、その需要の変化により、利益成長しそうな会社を見つけていきたい。