

資産(2019年末):
11,139,289円
入金(2020年):
+1,700,000円
現在資産(200918):
13,211,768円
税引き前利益(配当金と貸株金利+160,078円(+1.2%)を含む、入金除く、去年末比):
372,479円(+2.9%)
日本株:
10,430,700円(79.0%)
現金:
2,781,068円(21.0%)
・保有株 平均取得単価×保有数
1417 ミライトHD 1,475円×200株
1723 日本電技 3,188円×100株
1951 協和エクシオ 2,419円×200株
2332 クエスト 1,096円×100株
2393 日本ケアサプライ 1,325円×200株
2763 エフティグループ 1,377円×200株(NISA)
3107 ダイワボウホールディングス 6,285円×100株
3449 テクノフレックス 1,130円×400株
3712 情報企画 2,300円×100株(NISA)
3738 ティーガイア 2,069円×100株
3768 リスクモンスター 1,529円×500株
3771 システムリサーチ 1,820円×100株
4342 セコム上信越 3,253円×100株
4658 日本空調サービス 722円×200株
4709 IDホールディングス 1,379円×200株
4769 インフォメーション クリエーティブ 730円×200株(NISA)
6328 荏原実業 2,775円×200株
6639 コンテック 1,487円×100株
7673 ダイコー通産 1,210円×100株
7744 ノーリツ鋼機 1,516円×500株
8096 兼松エレクトロニクス 3,023円×100株
9058 トランコム 6,505円×100株
9422 コネクシオ 1,368円×200株
9436 沖縄セルラー 4,008円×100株
9600 アイネット 1,451円×100株
9639 三協フロンテア 3,183円×100株
9658 ビジネスブレイン太田昭和 1,206円×200株
9717 ジャステック 962円×100株
9739 NSW 1,931円×100株
9799 旭情報 1,052円×100株
現物買
9433 KDDI 100株
9434 ソフトバンク 100株
現物売
9433 KDDI 200株
9434 ソフトバンク 100株
今週のトレード
今週は、ドル円が下落し、アメリカ株は不安定に動いていたが、意外にも、珍しく保有株の多くが上昇した。
今週は、保有株のなかで、下落していたKDDIを買い増しし、株価が極端に大きく下落していた9434ソフトバンクを購入した。
しかし、これらの株価が大きく下がったとはいっても、まだ、極端に割安な株価だと思っているわけでもなく、状況が大きく変化する可能性も考えられ、現時点では、どう変化するのか予測するのが自分には難しいため、先週購入したKDDIも含めて、一旦売却して、少しだけキャッシュ比率を上げて様子を見ることにした。
これらの会社は、将来の成長の可能性、安定して現金を生み出す能力において、興味深い部分もあると自分は思っているので、小さな企業と比較すると、複雑すぎて全体を理解するのはとても難しいが、様子を見ながらも、少しずつは調べて理解を深め、いつかまた購入する準備は進めておきたい。
四季報が発売されたので、読み始めた。
投資とギャンブルの共通点について考えてみる。
投資というと綺麗なイメージがあるが、実際には、ギャンブルと同じように、参加者の間で、膨大なお金が移動していて、手数料や税金をとる胴元のような存在もいる。
ギャンブルにおいては、特殊な才能と知識のあるごく少数の人と運の良いごく少数の人が膨大な利益を上げる一方で、長期的には、才能も知識も平均的なほとんどの人が負ける。
投資でも、ギャンブルほど厳しくはなくても、似たようなことが起こっているように見える。
投資でだれかが膨大な利益を上げたその裏側には、膨大な損をした人がいるのかもしれない。
例えば、Aさんが、保有していた株の株価が、極端に大きく下落して、大損して損切しなくてはならなかった株を、Bさんが割安だと判断して買って、株価が大きく上がって、Bさんが割高だと判断して利益確定した株を、Cさんが買って、今度は、株価が大きく下落して、Cさんは大損して損切する。
Bさんの利益は、AさんやCさんの大損があるからこそ、成立しているのかもしれない。
優れた先生がBさんのような利益を上げる投資家を育てても、結局、同時に、Bさんより知識が劣っていて、大損するAさんとCさんも生みだしてしまっているような気がする。
つまり、投資をいくら教育したところで、ギャンブルのように参加者の間でお金が動いている以上、トータルでは、全員を勝者にすることはできず、勝者と同じ数の敗者を生み出すことになっているのではないだろうか?
株は、ギャンブルと共通点が多いが、株は、プラスサムゲームであるという点において、ギャンブルとは異なる。
株価が永久に、上がり続けるか、または、横ばいで配当が払われ続けない限りは、プラスサムゲームにならない。しかし、状況が大きく変わり続ける中で、ほとんどの企業が、長期間利益成長し続けたり、安定して利益を上げ続けることは難しいと思う。
これまで、株はプラスサムゲームだったが、これからもプラスサムゲームであり続けるのだろうか?
プラスサムゲームであっても、今もどこかで膨らみ続けているかもしれないバブルは、いつかはわからないが、崩壊して、大損して退場する人も、かつてと同じように出てくるかもしれない。
約30年前に、バブルの頃は膨大な利益を上げていたのに、バブルが崩壊して信用取引で、膨大な借金を抱えた人の話を聞いたことがある。
投資は、投資家が企業のリスクを引き受けて(投資している企業が失敗したら企業のかわりに投資家が大損することを受け入れて)、企業の成長のためにお金を出したかわりに、企業が生み出した利益を配当、または株価の上昇による利益として受け取るという綺麗なプラスサムゲームだけではないことを忘れてはならない。
投資というものは、ギャンブルと同じように、誰かが膨大な利益を上げている裏側に、資産を失ったり借金を抱えている人もいて、必ずしも綺麗なものではない。
それなのになぜか、綺麗なことのように言われ、投資が、多くの人に、勧められていることに、違和感がある。
長期間、投資で利益を上げ続けた人は、確かにいるにしても、とても少ない。
特殊な才能があって膨大な利益を上げてきた人は、自分と同じようにだれでも利益を上げることができると思うのかもしれない。
しかし、ほとんどの人は、投資の特殊な才能も知識もないので、長期的には、利益を上げられず、大損することになる可能性のほうが、はるかに高いと思う。
特に個別株投資は、難しいと思う。
自分も、何度も、知識や経験の不足により、将来企業が生み出す利益についての判断を大きく間違えて、割高だと気が付かずに、割高な株価で株を買ってしまって、株価が大きく下落して、心が折れて、割安な株価で損切している。
例えば、2018年に保有していたアクシーズでは、自分は、バブルが崩壊するまで、成長期待バブルが発生しているとは気が付いていなかった。2018年までの数年間継続していた極端に高い利益成長が、これからも続くと信じる参加者による強い成長期待があったが、現実には、その利益成長期待とは異なり、利益が少し減少した。そのため、その成長期待バブルが崩壊し、さらに、市場全体の株価の下落の影響や極端に低かった流動性等の理由も重なって、約二年間で、株価が高値から四分の一になるまで下落し続けて大損した。
バリュー株にバリュートラップがあるように、成長株にも成長期待バブルが発生して、崩壊するという成長株トラップがあるようだ。だから、自分は、他の参加者の利益成長期待の高さとその期待が実現しない可能性に、特に、注意している。
みんなが、特殊な才能のある人のように、いつもうまく損切して、バブル崩壊を避けられるわけではなく、だれかが損切した株を誰かが購入して、だれかがよけたバブル崩壊を、だれかが受け止めて大損することになる。
そのバブル崩壊を受け止めるのが、あまり能力のない自分になる可能性もありうると覚悟して、市場に参加している。
多くの人が投資を学んでも、本当は、個別株投資はとても難しく、ギャンブルのように、参加者の間でお金が移動しているため、全員が、同じように投資で、大きな利益を上げられるわけではない、と自分は思っている。けれども、もしも、投資に関する優れた本やブログ等を読んで、投資について学んでいなかったら、自分は、これまで投資で利益を上げることはできなかったと思っている。だから、自分についてだけ言うならば、本やブログの中の投資の先生は、とても大きな意味があった。
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