資産(2023年末):
27,421,532円

現在資産(240105):
28,181,696円

税引き前利益(税引き後配当金を含む、入金除く、去年末比):
+760,164円(+2.77%)

個別株:
28,035,450円
現金:
45,252円
信用買建玉総額:
1,682,100円
信用評価損益:
+100,994円

・保有株
1717 明豊ファシリティワークス
1723 日本電技
1775 富士古河E & C
1945 東京エネシス
2359 コア
2374 セントケア・ホールディング
2393 日本ケアサプライ
2674 ハードオフコーポレーション
2763 エフティグループ
2768 双日
3079 ディーブイエックス
3143 オーウイル
3151 バイタルKSK
3183 ウイン・パートナーズ
3431 宮地エンジニアリンググループ
3449 テクノフレックス
3918 PCIホールディングス
4041 日本曹達
4042 東ソー
4093 東邦アセチレン
4345 シーティーエス
4617 中国塗料
4658 日本空調サービス
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4748 構造計画研究所
4767 テー・オー・ダブリュー
4832 JFEシステムズ
5284 ヤマウホールディングス
5388 クニミネ工業
5976 ネツレン
5988 パイオラックス
6023 ダイハツディーゼル
6246 テクノスマート
6345 アイチコーポレーション
6369 トーヨーカネツ
6379 レイズネクスト
6486 イーグル工業
6496 中北製作所
6539 MS-Japan
6785 鈴木
6814 古野電気
7050 フロンティアインターナショナル
7164 全国保証
7377 DNホールディングス
7417 南陽
7463 アドヴァングループ
7480 スズデン
7833 アイフィスジャパン
7949 小松ウオール工業
7995 バルカー
8005 スクロール
8007 高島
8014 蝶理
8020 兼松
8053 住友商事
8061 西華産業
8133 伊藤忠エネクス
8593 三菱HCキャピタル
8945 サンネクスタグループ
9302 三井倉庫ホールディングス
9303 住友倉庫
9319 中央倉庫
9639 三協フロンテア
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9698 クレオ
9717 ジャステック
9765 オオバ
9837 モリト

購入
なし

売却
なし

信用建玉
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3969 エイトレッド
5388 クニミネ工業
5589 オートサーバー
6080 M&Aキャピタルパートナーズ
6369 トーヨーカネツ
7050 フロンティアインターナショナル
7094 NexTone

信用新規買
3969 エイトレッド 100株
5589 オートサーバー 100株

信用返済売
なし

現引き
なし

 今週は、去年株価が大きく上昇したアメリカ株と、日本の半導体株は下落したが、ドル高円安となり、TOPIXは上昇した。

 今週は、アメリカのカナメ・キャピタルについて調べた。
Home | Kaname Capital

 2020年に、業績が安定していて優れている会社で株価が割安だと思ってフクダ電子の株を資産の10%以上(7,030円×200株)購入したが、コロナショックの時に、株価が極端に大きく下落していた他の株を購入するために、株価の底で損切した。

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 そのフクダ電子に、2023年、カナメ・キャピタルは株主提案を行ったらしい。
 自分は、他の会社の株と比較して、永久に株価が割安なままなのではないかと思って損切したが、2023年は、意外にも株価は順調に上昇していた。どうして、自分の予想とは異なり、割安な株価が大きく修正されたのだろうか?
 多くの日本人が、インデックス投資が正しいと信じて、日本株ではなく、アメリカ株を購入するようになってきている一方で、光通信、バフェットさん以外にも、ずっと割安であり続けている日本の個別株に注目している海外の株主がいることを知った。
 自分は、株主提案ができないので、株価が割安な株を保有してもずっと割安なままになってしまう可能性がある。
 なぜ、株価が割安になっているのか、なぜ、株価は割安になるのか、その理由を考えている。
 単に株価が割安というだけでなく、株価が上がらなくても、持続的にキャッシュを生み出し、配当を払っても成長できる会社や、割安な株価が修正されそうに思う会社を選択していきたいと考えるようになってきた。

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240105保有株PBR-1
240105保有株PBR-4
240105保有株PBR-2
240105保有株PBR-3
240105元本

240107
 『続マーケットの魔術師』を読み返す。
 この本は、FXトレードをはじめて6年目の2015年に購入した20冊の本のなかの1冊。
 当時は、FXトレードによる小さな利益のほぼ全てを使って、本を購入して、今よりも熱心に投資・トレードを学んでいた。しかし、本をたくさん読んでも、すぐに大きな利益を上げれるようにはならなかった。
 この本で、グリーンブラッドさんを知る。
 グリーンブラッドさんが子供向けに書いた本を読んで、2016年に、自分は、日本の個別株を保有し始めた。
 グリーンブラッドさんは、バフェットさんと同じように、グレアムさんの本を読んで学び、実際に、長期間市場平均を大きく上回り続けた人であり、子供の知識でも、分散投資でも、市場平均を上回る方法を本に書いた。 

 バリュー投資がエッジを維持できるのは、常にうまくいくわけではないため、模倣する人が多く現れないからと書かれていた。バリュー投資は、数年間うまくいかないことがあり、バリュー投資を理解して信じ続けるのは、かなり難しいらしい。自分はトレードを続けても上手くならなかったが、なぜかバリュー投資を信じることができた。
 信者が少ないほどバリュー投資は上手くいくらしい。
 それなのに、グレアムさんやグリーンブラッドさんは、なぜ、本を書いたのだろうか?
 最近は、以前より、バリュー投資の信者が増えていると思う。

 個別株を始めた2016年と2017年は、トランプさんが大統領になり、小型株の株価が極端に大きく上昇した。たまたま自分が個別株を保有し始めた時期が、グリーンブラッドさんのバリュー投資が上手くいく年だった。そのため、グリーンブラッドさんの本を参考にして、株の知識がなくて、四季報も読んでいなかった自分でも、FXトレードをしていた2015年までと比較すると、かなり大きな利益を上げることができた。
 グリーンブラッドさんが、本を書いていなかったら、自分は、株を保有し始めるきっかけがなく、今も株ではなくFXを続けて、ほとんど利益を上げれていなかったかもしれない。

 グリーンブラッドさんは、安さを測る方法として、時価総額ではなく、時価総額+純有利子負債を分母としているところが興味深い。確かに、PERが低い会社は有利子負債が多い場合が多く、PERだけで安さを測るには限界があると思う。
 グリーンブラッドさんの『リスク』の定義は、ボラティリティではなく、予想が間違っていて失う額としていた。
 グリーンブラッドさんは、教科書に書かれていることを鵜呑みにするのではなく、説得力のある考え方を自分で作り出せる極端に優れた人だと思う。

 この本には、『投資家の1%か2%しか会社をきちんと評価できない』と書かれていた。
 2014年にグレアムさんの『証券分析』を購入して、この難しい『証券分析』という本をバフェットさんのように全部記憶して理解できる人は、ほとんどいないのではないだろうか、と自分も思って、難しそうな株を保有しようとは思わなかった。
 新しいNISAをきっかけに、会社をきちんと評価できない人が、たくさん市場に参加するとどうなるのだろうか?

 手数料のせいで、投資信託の運用者の70%はS&P500で測った市場平均を長期的には下回る、と書かれていた。10年間うまくやった運用者と、将来うまくやり続ける運用者との間には何の因果関係もないと書かれていた。
 投資家は、どの運用者が市場平均を上回るかを予測できないため、費用が安いインデックスファンドを選ぶと書いてあった。
 グリーンブラッドさんは長期間市場平均を上回ることができたのに、なぜ、多くの投資信託の運用者は市場平均を長期的に上回ることができなかったのだろうか?