資産(2023年末):
27,421,532円
現在資産(240705):
33,165,542円
税引き前利益(税引き後配当金+542,649円を含む、入金除く、去年末比):
+5,744,010円(+20.95%)
個別株:
33,143,650円
現金:
27,435円
信用買建玉総額:
2,312,100円
信用評価損益:
-5,543円
保有株
1717 明豊ファシリティワークス
1926 ライト工業
1945 東京エネシス
1975 朝日工業社
2332 クエスト
2359 コア
2374 セントケア・ホールディング
2428 ウェルネット
2763 エフティグループ
2768 双日
3143 オーウイル
3151 バイタルKSK
3183 ウイン・パートナーズ
3276 JPMC
3277 サンセイランディック
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3431 宮地エンジニアリンググループ
3452 ビーロット
3763 プロシップ
3837 アドソル日進
3918 PCIホールディングス
3969 エイトレッド
4041 日本曹達
4093 東邦アセチレン
4114 日本触媒
4171 グローバルインフォメーション
4298 プロトコーポレーション
4386 SIGグループ
4617 中国塗料
4658 日本空調サービス
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4748 構造計画研究所
4767 テー・オー・ダブリュー
4792 山田コンサルティンググループ
4832 JFEシステムズ
5284 ヤマウホールディングス
5388 クニミネ工業
5451 淀川製鋼所
5589 オートサーバー
5942 日本フイルコン
5976 ネツレン
5988 パイオラックス
6144 西部電機
6223 西部技研
6224 JRC
6245 ヒラノテクシード
6246 テクノスマート
6345 アイチコーポレーション
6369 トーヨーカネツ
6486 イーグル工業
6540 船場
6653 正興電機製作所
6677 エスケーエレクトロニクス
6743 大同信号
6888 アクモス
7164 全国保証
7224 新明和工業
7240 NOK
7377 DNホールディングス
7417 南陽
7463 アドヴァングループ
7505 扶桑電通
7833 アイフィスジャパン
7949 小松ウオール工業
8005 スクロール
8007 高島
8014 蝶理
8020 兼松
8053 住友商事
8061 西華産業
8081 カナデン
8097 三愛オブリ
8133 伊藤忠エネクス
8593 三菱HCキャピタル
8725 MS&ADインシュアランス グループ
8945 サンネクスタグループ
9302 三井倉庫ホールディングス
9303 住友倉庫
9319 中央倉庫
9381 エーアイティー
9386 日本コンセプト
9564 FCE
9639 三協フロンテア
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9698 クレオ
9765 オオバ
9799 旭情報サービス
9827 リリカラ
3249 産業ファンド投資法人
購入
なし
売却
なし
信用建玉
1975 朝日工業社
3799 キーウェアソリューションズ
4800 オリコン
5819 カナレ電気
6193 バーチャレクス・ホールディングス
6675 サクサ
9709 NCS&A
信用新規買
6675 サクサ 100株
9709 NCS&A 100株
信用返済売
なし
現引
なし
今週は、TOPIXがかなり大きく上昇したが、小型株の多い保有株全体の株価はほとんど上昇しなかった。今年は、TOPIXに負けている。
240629~240705
東証規模別株価指数(大型)+3.4%
東証規模別株価指数(小型)-0.2%
今年、TOPIX(大型株)だけが、極端に大きく上がり続けていて、小型株はあまり上がらないというこれまでと異なる奇妙な株価の動きが続いている。
その理由が、自分にはわからないが、長く続いている円安とインフレ、新しいNISAがはじまったことが関係しているのだろうか?
アメリカ株は、以前から大型株の株価だけが極端に上がり続けていて、インデックス投資は分散投資というよりは、アメリカの大型株に集中投資になってきているように見える。
カビュウを退会した。
今週は、X(旧twitter)で2万人以上フォロワーのいるインフルエンサーが話題になっていた。そのインフルエンサーのフォロワーを見てみると、株で利益を上げている有名な人もいるようだ。
自分は以前はフォローしていたが、今はフォローしていなかったので、鍵がかかってツイートを見れなくなって残念だ。
そのインフルエンサーは、心の揺れがかなり大きく、文章が面白い。
自分は、ギャンブルの経験がなく、初心者だった頃は、資産の小さな変動にすら、心が大きく揺れていた。その心の揺れにトレードが左右されることにより、トレードが上手くいかなかった。自分の場合は、長い時間をかけて、資産の変動による自分の心の揺れが、少しずつ小さくなっていった。
そのインフルエンサーは、テクニカル分析で、日経平均の短期的な株価の動きを予測できると言っていたようだ。
自分は、10年以上前に、個別株を保有するようになる前に、FXや日経平均CFDをトレードしていた。その時は、テクニカル分析について少しは学んだことがあるが、テクニカル分析ではあまり利益を上げることができなかった。
自分の場合は、市場全体の短期的な方向を予測しなくなって、どのような状況であっても、自分がどのように考えていても、常に株を保有し続けるようになってから、利益を上げ続けることができるようになった。それが上手くいったのは、これまで長期間株価がずっと上がり続けてきたからで、運がよかったからであり、これから先はわからない。
バフェットさんの先生であるグレアムさんは、本の中で、テクニカル分析を否定していたように思う。10年ぐらい前に、その本を読んだ頃、株の知識も経験もほとんどなかったため、その本に書いてあることをほとんど理解できなかったが、その頃から、テクニカル分析とFXを自分は止めた。
グレアムさんの『賢明なる投資家』の『第8章 投資家と株式市場の変動』を読み返してみる。この本で、ダウ理論がかつては上手くいっていったのに、上手くいかなくなって、なぜ上手くいかなくなったのかについて、詳しく書かれている。その説明には、説得力がある。グレアムさんがダウ理論に関してかなりの研究をしていたことは、意外に思った。バフェットさんがすすめていたこの8章と20章と、バフェットさんのコイン投げ大会の話だけを何度も読んでいる。
今は、グレアムさんの本を少しは理解できるようになってきたが、株を始めた頃は、グレアムさんの本を読んでも専門用語が多すぎてほとんど理解できず、どこを読むべきかわからなかった。『ミスターマーケット』という言葉は、グレアムさんの本を読んで知ったのではなく、株を保有し始めた頃、株で極端に成功していた日本人が書いた、極端にわかりやすい、わずか700円の本を読んで学んだ。本当に株で利益を上げることができて、本を売って利益を上げる必要がなさそうな人が、本を書くこともあって自分は不思議に思った。グレアムさんの本は、アメリカの会社がでてきて、そこでアメリカの会社がイメージできない自分はつまずいたが、その日本人が書いた本は、日本の会社が例として挙げられていて自分はその会社を調べることができて、わかりやすくて、はじめて、バラバラの株の知識がつながった感覚があった。初心者だったころは、グレアムさんの難しすぎて理解できない本よりも、この本のほうが自分には役に立った。この本は、残念ながら、もう売られていない。初心者だったころは、たくさん本を買って、読もうとはしたが、ほとんどの本は難しすぎるか、自分が信じられる内容ではなく、お金の無駄だったが、何冊か理解できた本があった。
コイン投げ大会に勝ち続けた運がよかった人から、コイン投げに勝つ方法を教わっても、ほとんどの人は、コイン投げ大会に勝ち続けることはできない。しかし、コイン投げ大会に勝った人は本を書き、コイン投げ大会に勝つ方法を多くの人に教える。運が良かったという理由だけで勝った人も、運ではない理由もあって勝った人も本を書く時、読む価値がある本なのかを見分けるのは難しい。
2010年10月に自分がFXを始めた頃、トレードについて何も知らなかったため、資産が10万円しかなかったのに、数千円を払って、FXトレードについて学んだ。トレードで一千万円以上損したFXの先生から、ダウ理論を学んだ。
FXの先生のダウ理論よりも、グレアムさんやバフェットさんが本に書いていることのほうが、自分には、説得力があり、より信じられるものに思えた。トレードをはじめてから、自分が信じられるものを見つけるまでに5年ぐらいかかった。個別株を保有し始める2016年より前は、日銀の金融緩和で、日本株は極端に大きく上昇していたが、自分は、株が上がり続けるとは思っていなくて、株に興味がなくて、テクニカル分析をあまり信じられず、FXやCFDのトレードを続けて、少ない元本をほとんど増やすことができず、迷走し続けていた。
今は、もうダウ理論がどんな理論だったのか忘れてしまった。
自分にはできなかったが、本当にテクニカル分析で利益を上げ続けることのできる人が、存在しているのか興味はあって、数は少なくても存在しているかもしれないとは思っている。
そのインフルエンサーは、常に勝っていると言っていて、いつも、日経平均が下がると言っていたように思うが、長期間、日経平均は上がり続けている。
自分は、株を保有し続けるようになる2016年より前と、2020年のコロナバブルの時に、何度か空売りをしたことがあるが、株価が長期間上昇し続ける空売りに不利な環境で、全ての空売りのトレードが損失になったため、空売りするのを止めた。
常に勝つことができるという発言が真実なら、お金が極端に大きく増えているはずなのに、なぜ、高額のnoteを多くの人に売ってお金を増やす必要があるのか、自分は疑問に思った。以前は、そのインフルエンサーもnoteを売っていた人に対して、自分と同じ不信感をつぶやいていて、自分と同じ側の人だと思ってフォローしていたのに、突然反対側の人に変化した。
なぜ、トレードを教えようとするのだろうか?
スイカを盗んでいると勘違いされるから、スイカ畑で靴紐を結ぶな、と小学校の先生から教わった。
市場参加者の中には、嘘をつくのが、極端に得意な人もいて、嘘を見破るのが難しいことがある。
会社の不自然に美しい右肩上がりの業績について、大きな嘘をついていた経営者もいて、市場参加者が、長い間、騙され続けていたことに、驚いたこともあった。
市場で長く生き残ろうとした結果、自分の中のウソ発見器は、過敏に反応するように変化していった。実際にスイカを盗んでいるところを見ていなくても、スイカ畑で靴紐を結んでいるのを見た段階で、反応してしまうようになった。
株を保有し始めて、右も左もわからなかった7年前、『エキセントリック』という曲をyoutubeでよく聞いていた。
『誰もが風見鶏みたいに 風の向き次第で あっちこっちへとコロコロ変わる』『嘘とか欺瞞(ぎまん)に溢れる世界』という歌詞に、株の話かなと思った。
その頃はまだテレビを見ていた。テレビで見たものはほとんど忘れてしまったが、この奇妙な踊りに驚いた記憶だけは長く残った。この奇妙な動画が3000万回も視聴されている。
欅坂46 『エキセントリック』 (youtube.com)
自分は、嘘をつくのは苦手だから、『嘘とか欺瞞(ぎまん)に溢れる』株の世界に向いていない。
騙す方が悪い普通の世界と異なり、株の世界では、騙す方が自己責任の盾に守られていて、罪に問われることはなく、騙される方が悪いという、騙す方が有利な奇妙なルールになっていて、騙される側が全く守られていない。
嘘か本当かわからないものは、『嘘かもしれない』の箱にいれることで、騙されて損することを避けようとしている。
高いお金を出してnoteを買ってみようとは、自分は思わなかった。
noteという会社の業績を調べてみた。まだ、赤字だったが、売り上げは、大きく成長していて、株価が上昇していた。
ふとオオカミ少年の話を思い出した。
オオカミが来るぞ、と少年は言った。最初はみんな信じたが、オオカミは来なかった。
オオカミが来るぞ、と少年は言った。誰も信じなくなった時に、オオカミが来た。
暴落が来るぞ、とインフルエンサーは言った。最初は多くの人が信じてインフルエンサーのnoteを買ったらしいが、その時は、暴落は来なかった。
暴落が来るぞ、とインフルエンサーは言った。誰もインフルエンサーの言うことを信じなくなった時に、どうなるのだろうか?
![IMG_4384](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/f/8/f8ed6c9b-s.png)
![IMG_4385](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/3/d/3de91695-s.png)
![240705保有株PBR-1](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/6/4/6427554f-s.jpg)
![240705保有株PBR-4](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/c/9/c9e4076c-s.jpg)
![240705保有株PBR-2](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/4/b/4b3d8019-s.jpg)
![240705保有株PBR-3](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/2/4/24e7829c-s.jpg)
![240705元本](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/a/6/a6df96e1-s.jpg)
27,421,532円
現在資産(240705):
33,165,542円
税引き前利益(税引き後配当金+542,649円を含む、入金除く、去年末比):
+5,744,010円(+20.95%)
個別株:
33,143,650円
現金:
27,435円
信用買建玉総額:
2,312,100円
信用評価損益:
-5,543円
保有株
1717 明豊ファシリティワークス
1926 ライト工業
1945 東京エネシス
1975 朝日工業社
2332 クエスト
2359 コア
2374 セントケア・ホールディング
2428 ウェルネット
2763 エフティグループ
2768 双日
3143 オーウイル
3151 バイタルKSK
3183 ウイン・パートナーズ
3276 JPMC
3277 サンセイランディック
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3431 宮地エンジニアリンググループ
3452 ビーロット
3763 プロシップ
3837 アドソル日進
3918 PCIホールディングス
3969 エイトレッド
4041 日本曹達
4093 東邦アセチレン
4114 日本触媒
4171 グローバルインフォメーション
4298 プロトコーポレーション
4386 SIGグループ
4617 中国塗料
4658 日本空調サービス
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4748 構造計画研究所
4767 テー・オー・ダブリュー
4792 山田コンサルティンググループ
4832 JFEシステムズ
5284 ヤマウホールディングス
5388 クニミネ工業
5451 淀川製鋼所
5589 オートサーバー
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6223 西部技研
6224 JRC
6245 ヒラノテクシード
6246 テクノスマート
6345 アイチコーポレーション
6369 トーヨーカネツ
6486 イーグル工業
6540 船場
6653 正興電機製作所
6677 エスケーエレクトロニクス
6743 大同信号
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7164 全国保証
7224 新明和工業
7240 NOK
7377 DNホールディングス
7417 南陽
7463 アドヴァングループ
7505 扶桑電通
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7949 小松ウオール工業
8005 スクロール
8007 高島
8014 蝶理
8020 兼松
8053 住友商事
8061 西華産業
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8097 三愛オブリ
8133 伊藤忠エネクス
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8725 MS&ADインシュアランス グループ
8945 サンネクスタグループ
9302 三井倉庫ホールディングス
9303 住友倉庫
9319 中央倉庫
9381 エーアイティー
9386 日本コンセプト
9564 FCE
9639 三協フロンテア
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9698 クレオ
9765 オオバ
9799 旭情報サービス
9827 リリカラ
3249 産業ファンド投資法人
購入
なし
売却
なし
信用建玉
1975 朝日工業社
3799 キーウェアソリューションズ
4800 オリコン
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6675 サクサ
9709 NCS&A
信用新規買
6675 サクサ 100株
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信用返済売
なし
現引
なし
今週は、TOPIXがかなり大きく上昇したが、小型株の多い保有株全体の株価はほとんど上昇しなかった。今年は、TOPIXに負けている。
240629~240705
東証規模別株価指数(大型)+3.4%
東証規模別株価指数(小型)-0.2%
今年、TOPIX(大型株)だけが、極端に大きく上がり続けていて、小型株はあまり上がらないというこれまでと異なる奇妙な株価の動きが続いている。
その理由が、自分にはわからないが、長く続いている円安とインフレ、新しいNISAがはじまったことが関係しているのだろうか?
アメリカ株は、以前から大型株の株価だけが極端に上がり続けていて、インデックス投資は分散投資というよりは、アメリカの大型株に集中投資になってきているように見える。
カビュウを退会した。
今週は、X(旧twitter)で2万人以上フォロワーのいるインフルエンサーが話題になっていた。そのインフルエンサーのフォロワーを見てみると、株で利益を上げている有名な人もいるようだ。
自分は以前はフォローしていたが、今はフォローしていなかったので、鍵がかかってツイートを見れなくなって残念だ。
そのインフルエンサーは、心の揺れがかなり大きく、文章が面白い。
自分は、ギャンブルの経験がなく、初心者だった頃は、資産の小さな変動にすら、心が大きく揺れていた。その心の揺れにトレードが左右されることにより、トレードが上手くいかなかった。自分の場合は、長い時間をかけて、資産の変動による自分の心の揺れが、少しずつ小さくなっていった。
そのインフルエンサーは、テクニカル分析で、日経平均の短期的な株価の動きを予測できると言っていたようだ。
自分は、10年以上前に、個別株を保有するようになる前に、FXや日経平均CFDをトレードしていた。その時は、テクニカル分析について少しは学んだことがあるが、テクニカル分析ではあまり利益を上げることができなかった。
自分の場合は、市場全体の短期的な方向を予測しなくなって、どのような状況であっても、自分がどのように考えていても、常に株を保有し続けるようになってから、利益を上げ続けることができるようになった。それが上手くいったのは、これまで長期間株価がずっと上がり続けてきたからで、運がよかったからであり、これから先はわからない。
バフェットさんの先生であるグレアムさんは、本の中で、テクニカル分析を否定していたように思う。10年ぐらい前に、その本を読んだ頃、株の知識も経験もほとんどなかったため、その本に書いてあることをほとんど理解できなかったが、その頃から、テクニカル分析とFXを自分は止めた。
グレアムさんの『賢明なる投資家』の『第8章 投資家と株式市場の変動』を読み返してみる。この本で、ダウ理論がかつては上手くいっていったのに、上手くいかなくなって、なぜ上手くいかなくなったのかについて、詳しく書かれている。その説明には、説得力がある。グレアムさんがダウ理論に関してかなりの研究をしていたことは、意外に思った。バフェットさんがすすめていたこの8章と20章と、バフェットさんのコイン投げ大会の話だけを何度も読んでいる。
今は、グレアムさんの本を少しは理解できるようになってきたが、株を始めた頃は、グレアムさんの本を読んでも専門用語が多すぎてほとんど理解できず、どこを読むべきかわからなかった。『ミスターマーケット』という言葉は、グレアムさんの本を読んで知ったのではなく、株を保有し始めた頃、株で極端に成功していた日本人が書いた、極端にわかりやすい、わずか700円の本を読んで学んだ。本当に株で利益を上げることができて、本を売って利益を上げる必要がなさそうな人が、本を書くこともあって自分は不思議に思った。グレアムさんの本は、アメリカの会社がでてきて、そこでアメリカの会社がイメージできない自分はつまずいたが、その日本人が書いた本は、日本の会社が例として挙げられていて自分はその会社を調べることができて、わかりやすくて、はじめて、バラバラの株の知識がつながった感覚があった。初心者だったころは、グレアムさんの難しすぎて理解できない本よりも、この本のほうが自分には役に立った。この本は、残念ながら、もう売られていない。初心者だったころは、たくさん本を買って、読もうとはしたが、ほとんどの本は難しすぎるか、自分が信じられる内容ではなく、お金の無駄だったが、何冊か理解できた本があった。
コイン投げ大会に勝ち続けた運がよかった人から、コイン投げに勝つ方法を教わっても、ほとんどの人は、コイン投げ大会に勝ち続けることはできない。しかし、コイン投げ大会に勝った人は本を書き、コイン投げ大会に勝つ方法を多くの人に教える。運が良かったという理由だけで勝った人も、運ではない理由もあって勝った人も本を書く時、読む価値がある本なのかを見分けるのは難しい。
2010年10月に自分がFXを始めた頃、トレードについて何も知らなかったため、資産が10万円しかなかったのに、数千円を払って、FXトレードについて学んだ。トレードで一千万円以上損したFXの先生から、ダウ理論を学んだ。
FXの先生のダウ理論よりも、グレアムさんやバフェットさんが本に書いていることのほうが、自分には、説得力があり、より信じられるものに思えた。トレードをはじめてから、自分が信じられるものを見つけるまでに5年ぐらいかかった。個別株を保有し始める2016年より前は、日銀の金融緩和で、日本株は極端に大きく上昇していたが、自分は、株が上がり続けるとは思っていなくて、株に興味がなくて、テクニカル分析をあまり信じられず、FXやCFDのトレードを続けて、少ない元本をほとんど増やすことができず、迷走し続けていた。
今は、もうダウ理論がどんな理論だったのか忘れてしまった。
自分にはできなかったが、本当にテクニカル分析で利益を上げ続けることのできる人が、存在しているのか興味はあって、数は少なくても存在しているかもしれないとは思っている。
そのインフルエンサーは、常に勝っていると言っていて、いつも、日経平均が下がると言っていたように思うが、長期間、日経平均は上がり続けている。
自分は、株を保有し続けるようになる2016年より前と、2020年のコロナバブルの時に、何度か空売りをしたことがあるが、株価が長期間上昇し続ける空売りに不利な環境で、全ての空売りのトレードが損失になったため、空売りするのを止めた。
常に勝つことができるという発言が真実なら、お金が極端に大きく増えているはずなのに、なぜ、高額のnoteを多くの人に売ってお金を増やす必要があるのか、自分は疑問に思った。以前は、そのインフルエンサーもnoteを売っていた人に対して、自分と同じ不信感をつぶやいていて、自分と同じ側の人だと思ってフォローしていたのに、突然反対側の人に変化した。
なぜ、トレードを教えようとするのだろうか?
スイカを盗んでいると勘違いされるから、スイカ畑で靴紐を結ぶな、と小学校の先生から教わった。
市場参加者の中には、嘘をつくのが、極端に得意な人もいて、嘘を見破るのが難しいことがある。
会社の不自然に美しい右肩上がりの業績について、大きな嘘をついていた経営者もいて、市場参加者が、長い間、騙され続けていたことに、驚いたこともあった。
市場で長く生き残ろうとした結果、自分の中のウソ発見器は、過敏に反応するように変化していった。実際にスイカを盗んでいるところを見ていなくても、スイカ畑で靴紐を結んでいるのを見た段階で、反応してしまうようになった。
株を保有し始めて、右も左もわからなかった7年前、『エキセントリック』という曲をyoutubeでよく聞いていた。
『誰もが風見鶏みたいに 風の向き次第で あっちこっちへとコロコロ変わる』『嘘とか欺瞞(ぎまん)に溢れる世界』という歌詞に、株の話かなと思った。
その頃はまだテレビを見ていた。テレビで見たものはほとんど忘れてしまったが、この奇妙な踊りに驚いた記憶だけは長く残った。この奇妙な動画が3000万回も視聴されている。
欅坂46 『エキセントリック』 (youtube.com)
自分は、嘘をつくのは苦手だから、『嘘とか欺瞞(ぎまん)に溢れる』株の世界に向いていない。
騙す方が悪い普通の世界と異なり、株の世界では、騙す方が自己責任の盾に守られていて、罪に問われることはなく、騙される方が悪いという、騙す方が有利な奇妙なルールになっていて、騙される側が全く守られていない。
嘘か本当かわからないものは、『嘘かもしれない』の箱にいれることで、騙されて損することを避けようとしている。
高いお金を出してnoteを買ってみようとは、自分は思わなかった。
noteという会社の業績を調べてみた。まだ、赤字だったが、売り上げは、大きく成長していて、株価が上昇していた。
ふとオオカミ少年の話を思い出した。
オオカミが来るぞ、と少年は言った。最初はみんな信じたが、オオカミは来なかった。
オオカミが来るぞ、と少年は言った。誰も信じなくなった時に、オオカミが来た。
暴落が来るぞ、とインフルエンサーは言った。最初は多くの人が信じてインフルエンサーのnoteを買ったらしいが、その時は、暴落は来なかった。
暴落が来るぞ、とインフルエンサーは言った。誰もインフルエンサーの言うことを信じなくなった時に、どうなるのだろうか?
![IMG_4384](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/f/8/f8ed6c9b-s.png)
![IMG_4385](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/3/d/3de91695-s.png)
![240705保有株PBR-1](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/6/4/6427554f-s.jpg)
![240705保有株PBR-4](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/c/9/c9e4076c-s.jpg)
![240705保有株PBR-2](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/4/b/4b3d8019-s.jpg)
![240705保有株PBR-3](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/2/4/24e7829c-s.jpg)
![240705元本](https://livedoor.blogimg.jp/reflection7/imgs/a/6/a6df96e1-s.jpg)
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