資産(2023年末):
27,421,532円
現在資産(240913):
30,802,819円
税引き前利益(税引き後配当金+583,770円を含む、入金除く、去年末比):
+3,381,287円(+12.33%)
個別株(現物):
30,608,500円
現金:
43,571円
信用買建玉総額:
4,575,600円
信用評価損益:
+150,748円
保有株
1717 明豊ファシリティワークス
1926 ライト工業
1945 東京エネシス
1975 朝日工業社
208A 構造計画研究所
2332 クエスト
2359 コア
2374 セントケア・ホールディング
2674 ハードオフコーポレーション
2763 エフティグループ
2768 双日
3143 オーウイル
3151 バイタルKSK
3183 ウイン・パートナーズ
3277 サンセイランディック
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3431 宮地エンジニアリンググループ
3763 プロシップ
3799 キーウェアソリューションズ
3837 アドソル日進
3969 エイトレッド
4041 日本曹達
4093 東邦アセチレン
4171 グローバルインフォメーション
4298 プロトコーポレーション
4595 ミズホメディ
4617 中国塗料
4658 日本空調サービス
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4767 テー・オー・ダブリュー
4800 オリコン
4832 JFEシステムズ
5284 ヤマウホールディングス
5388 クニミネ工業
5451 淀川製鋼所
5589 オートサーバー
5602 栗本鐵工所
5976 ネツレン
6144 西部電機
6223 西部技研
6224 JRC
6316 丸山製作所
6332 月島ホールディングス
6345 アイチコーポレーション
6369 トーヨーカネツ
6486 イーグル工業
6653 正興電機製作所
6670 MCJ
6675 サクサ
6743 大同信号
6785 鈴木
6888 アクモス
7164 全国保証
7224 新明和工業
7240 NOK
7377 DNホールディングス
7417 南陽
7949 小松ウオール工業
8007 高島
8014 蝶理
8020 兼松
8052 椿本興業
8053 住友商事
8061 西華産業
8081 カナデン
8097 三愛オブリ
8133 伊藤忠エネクス
8159 立花エレテック
8593 三菱HCキャピタル
9028 ゼロ
9066 日新
9161 ID&E ホールディングス
9216 ビーウィズ
9319 中央倉庫
9386 日本コンセプト
9639 三協フロンテア
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9765 オオバ
9799 旭情報サービス
信用建玉
3276 JPMC
4391 ロジザード
5612 日本鋳鉄管
5819 カナレ電気
6245 ヒラノテクシード
6498 キッツ
6540 船場
6643 戸上電機製作所
6670 MCJ
6677 エスケーエレクトロニクス
7191 イントラスト
7856 萩原工業
8005 スクロール
9216 ビーウィズ
9381 エーアイティー
9658 ビジネスブレイン太田昭和
現物購入
なし
現物売却
3276 JPMC 400株 損切
5602 栗本鐵工所 100株 損切
5612 日本鋳鉄管 300株 損切
6245 ヒラノテクシード 100株 損切
6540 船場 100株 損切
6677 エスケーエレクトロニクス 100株 損切
7856 萩原工業 100株 損切
8005 スクロール 200株 損切
9381 エーアイティー 200株 損切
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株 損切
信用新規買い
3276 JPMC 400株
5602 栗本鐵工所 100株
5612 日本鋳鉄管 300株
6245 ヒラノテクシード 100株
6379 レイズネクスト 100株
6540 船場 100株
6677 エスケーエレクトロニクス 100株
7856 萩原工業 100株
8005 スクロール 200株
9381 エーアイティー 200株
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株
信用返済売り
4396 システムサポート 100株
現引き
2674 ハードオフコーポレーション 100株
5388 クニミネ工業 100株
5612 日本鋳鉄管 300株
5602 栗本鐵工所 200株
6332 月島ホールディングス 500株
6379 レイズネクスト 100株
9765 オオバ 100株
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株
今週も、アメリカ国債利回りが低下し、ドル安円高となり、TOPIXが大きく下落し、保有株全体の株価も大きく下落した。
今週は、四季報(27冊目)を購入した。
今週は、X(旧twitter)で話題になっていた『景気サイクル投資法』という本を購入して、少しだけ読んだ。
この本では、景気サイクルの理由が少し説明されている。自分は価格が変動する理由に興味がある。
自分はあまり読んでいないが、ハワードマークスさんの『市場サイクルを極める』という本にも、景気サイクルや企業利益サイクルについて書かれているようだ。
2010年に株ではなく、FXを始めた時、価格の変動にはサイクルがあることをFXの先生に教わったが、その理由はよくわからず、理由がよくわからないものに興味を持ち続けることが、自分にはできなかった。
『不景気の株高』という言葉は聞いた事があったが、『好景気の株安』という言葉は初めて聞いた。
ちょうど今、日本の企業業績は悪くないのに、日本のシクリカル銘柄の株価が大きく下落し、まだ、年初よりはかなり株価が高いが、日本市場全体の株価が下落している。
それがドル安円高による業績の変化を予測したものなのか、将来の景気変動を市場参加者が予測した結果なのかは、まだわからない。市場参加者が将来の景気悪化を予測しているとしたら、アメリカ株やドイツ株が下がっていないのは、なぜなのだろうか?日本と中国の株価は下がっている。
『景気サイクル投資法』によると、シクリカル投資とは、バフェットさんがやらない「アンチ・バフェット型投資法」らしい。
自分はあまり積極的にシクリカル投資をやってこなかった。
シクリカル投資では極端に成功する人もいるらしいが、将来どのぐらいのキャッシュを生み出すのか想定するのが難しい会社は、割安という理由で株を保有する自分には、とても難しい。
業種を、狭義の内需、金融、ディフェンシブ、ハイテク、シクリカルに筆者が分けた図を見る。
シクリカルの中に、卸売と石油石炭がある。
バフェットさんは、最近、卸売の商社や、石油の会社を保有しているから、バフェットさんが、シクリカル投資をしないわけではないようにも思った。
内需の中ににも、シクリカルな会社は多くあるように思うし、シクリカル銘柄全てがバフェットさんの投資対象外というわけではないというところが興味深い。
この本には、『「低PERは買い」と金科玉条のように信じて行動すると、シクリカル銘柄に関しては天井圏ばかりをつかむことになってしまいます。』と書いてあった。
グレアムさんの本にも似たようなことが書いてあったし、自分が株を始めたころに、株で生活していた人も同じようなことをtwitterに書いてあったように思う。
一般的には、PERが低いと割安と考えられていて、そのこと自体は間違いないと思うが、株の場合は、PERが低くても割安ではない、割安かどうかわからない、PERが低くて割安であっても、株価はずっと上がらないという例外が、極端に多く、一般に言われてみんなが知っていることだけを学んでも、上手くいかないことが少なくない。
PERが低くても、利益が不安定、利益が成長する見込みがない、借金が多すぎる、キャッシュフローが良くなくて、現金を生み出していなくて利益が疑わしいと言う理由で、割安ではない、または、割安かどうかわからない会社が存在している。
また、株主に永久に生み出した利益をほとんど還元しないため、株主がリスクをとっても報われない、誰も知らない等、株価が割安であっても、長期間PERが他の会社よりも低くなり続ける理由が存在している会社もある。
逆に、株主にしっかり還元する、人気の優待がある、みんなが知っていると言うような理由で、ずっと極端に割高な株価であり続けている会社もある。2016年に、株を保有するようになる前は、自分は、人の気持ちが理解できなかったため、人気のある優待株や、誰もが知っている会社の株を割高だと思って空売りして、大損したことがある。
株の知識と経験の少ない初心者は、PERについて少しだけ学んで、シクリカル銘柄で利益が不安定なのにPERが低いからという理由で、割安という意見になりやすい。
自分も、株価が下がっていたので、株を始めた2016年に、PERが低いから割安と思って、優れた会社であることは疑いようのない三菱商事と伊藤忠商事を購入した。しばらくすると、世界の景気がかなり悪かったため、資源価格が下落し、商社の業績が悪化して、三菱商事は、約3000億円の利益予想だったのに約1500億円の赤字になって、突然PERがなくなった。伊藤忠商事も空売りファンドのターゲットになっていた。その年、商社株は、株価が大きく下落して大損して、損切りした。
そして、自分が2016年に損切りした商社株を、バフェットさんが、2020年に大量に保有して、大きな利益を上げたらしい。なぜ、同じ会社の株を購入しても、自分が株を買うと業績が悪化して株価が下落し、バフェットさんが購入すると業績がよくなって株価が上がるのだろうか?
2020年時点では、自分には、バフェットさんが、商社株を大量に購入した理由はよくわからなかった。その後、日本が極端な円安とインフレになってから、自分は、インフレに強そうな会社を考え続けているうちに、やっと商社株を再び保有するようになった。自分は、インフレの経験がなかっため、答えを見つけるのにかなり時間がかかった。
バフェットさんは、極端なインフレになるより前に、日本の商社株を買っていたが、バフェットさんは、世界全体が、極端なインフレになることも、インフレで日本の商社が極端に大きな利益を上げることもわかっていて、商社株を選択したのだろうか?バフェットさんは、自分よりも、ずっと早く答えにたどり着いているのだろうか?
もしも、市場参加者が、自分とバフェットさんだけだったら、自分はプラスサムゲームの株で利益を上げることができるのだろうか?
日本の会社は、シクリカル銘柄がかなり多いから、このPERが低いから割安と思って天井を掴むトラップには、はまりやすいのかもしれない。
この本では、半導体株はシクリカル銘柄とは書かれていなかったと思う。
しかし、過去に自分が半導体株の成長株で何度も大損しているのも、半導体株は成長株であると同時に、シクリカル銘柄でもあり、割安という理由で買って天井をつかんでしまうトラップに、はまっていたからなのかもしれない。
半導体株の中で、優れた成長する会社を選択しても、半導体株は、下がる時は全部同時に極端に大きく下がってしまうシクリカル銘柄らしい価格変動の特徴があって、長期的には成長すると思っていても、極端に大きな価格の変動に、心が折れてしまう。
商社株と半導体株は、これまで、自分が損切りした後に、信じられないほど極端に大きく株価が上昇した。
自分が損切した後に、ずっと下がり続けた株と、自分が損切りしてから、株価が極端に大きく上がっている株には、どのような違いがあるのだろうか?
一時的に業績が悪化しても、長期的には、市場参加者のあまり高くない期待よりは成長する会社は、一時的に株価が下落しても、株価は戻ることが多いように思う。市場参加者の高すぎる期待を、長期間、下回ってしまう会社は、長期的に株価が下落したことがあった。
どういう時に、損切りすべきで、どういう時に損切すべきでないのかを考えている。
これから長期間保有し続けたとしたら、株価が下がると思う理由があるのであれば損切すべきだと思う。
レバレッジをかけすぎていて、資産の極端な減少を許容できないと自分が思うのであれば、損切りするしかないと思う。
インデックス投資では損切は間違いという意見が多く正しそうに思うのだが、なぜ、個別株投資では損切は正しいという意見が多いのだろうか?
27,421,532円
現在資産(240913):
30,802,819円
税引き前利益(税引き後配当金+583,770円を含む、入金除く、去年末比):
+3,381,287円(+12.33%)
個別株(現物):
30,608,500円
現金:
43,571円
信用買建玉総額:
4,575,600円
信用評価損益:
+150,748円
保有株
1717 明豊ファシリティワークス
1926 ライト工業
1945 東京エネシス
1975 朝日工業社
208A 構造計画研究所
2332 クエスト
2359 コア
2374 セントケア・ホールディング
2674 ハードオフコーポレーション
2763 エフティグループ
2768 双日
3143 オーウイル
3151 バイタルKSK
3183 ウイン・パートナーズ
3277 サンセイランディック
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3431 宮地エンジニアリンググループ
3763 プロシップ
3799 キーウェアソリューションズ
3837 アドソル日進
3969 エイトレッド
4041 日本曹達
4093 東邦アセチレン
4171 グローバルインフォメーション
4298 プロトコーポレーション
4595 ミズホメディ
4617 中国塗料
4658 日本空調サービス
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4767 テー・オー・ダブリュー
4800 オリコン
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5284 ヤマウホールディングス
5388 クニミネ工業
5451 淀川製鋼所
5589 オートサーバー
5602 栗本鐵工所
5976 ネツレン
6144 西部電機
6223 西部技研
6224 JRC
6316 丸山製作所
6332 月島ホールディングス
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6369 トーヨーカネツ
6486 イーグル工業
6653 正興電機製作所
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7417 南陽
7949 小松ウオール工業
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8014 蝶理
8020 兼松
8052 椿本興業
8053 住友商事
8061 西華産業
8081 カナデン
8097 三愛オブリ
8133 伊藤忠エネクス
8159 立花エレテック
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9066 日新
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9216 ビーウィズ
9319 中央倉庫
9386 日本コンセプト
9639 三協フロンテア
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9765 オオバ
9799 旭情報サービス
信用建玉
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9658 ビジネスブレイン太田昭和
現物購入
なし
現物売却
3276 JPMC 400株 損切
5602 栗本鐵工所 100株 損切
5612 日本鋳鉄管 300株 損切
6245 ヒラノテクシード 100株 損切
6540 船場 100株 損切
6677 エスケーエレクトロニクス 100株 損切
7856 萩原工業 100株 損切
8005 スクロール 200株 損切
9381 エーアイティー 200株 損切
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株 損切
信用新規買い
3276 JPMC 400株
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6245 ヒラノテクシード 100株
6379 レイズネクスト 100株
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6677 エスケーエレクトロニクス 100株
7856 萩原工業 100株
8005 スクロール 200株
9381 エーアイティー 200株
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株
信用返済売り
4396 システムサポート 100株
現引き
2674 ハードオフコーポレーション 100株
5388 クニミネ工業 100株
5612 日本鋳鉄管 300株
5602 栗本鐵工所 200株
6332 月島ホールディングス 500株
6379 レイズネクスト 100株
9765 オオバ 100株
9658 ビジネスブレイン太田昭和 100株
今週も、アメリカ国債利回りが低下し、ドル安円高となり、TOPIXが大きく下落し、保有株全体の株価も大きく下落した。
今週は、四季報(27冊目)を購入した。
今週は、X(旧twitter)で話題になっていた『景気サイクル投資法』という本を購入して、少しだけ読んだ。
この本では、景気サイクルの理由が少し説明されている。自分は価格が変動する理由に興味がある。
自分はあまり読んでいないが、ハワードマークスさんの『市場サイクルを極める』という本にも、景気サイクルや企業利益サイクルについて書かれているようだ。
2010年に株ではなく、FXを始めた時、価格の変動にはサイクルがあることをFXの先生に教わったが、その理由はよくわからず、理由がよくわからないものに興味を持ち続けることが、自分にはできなかった。
『不景気の株高』という言葉は聞いた事があったが、『好景気の株安』という言葉は初めて聞いた。
ちょうど今、日本の企業業績は悪くないのに、日本のシクリカル銘柄の株価が大きく下落し、まだ、年初よりはかなり株価が高いが、日本市場全体の株価が下落している。
それがドル安円高による業績の変化を予測したものなのか、将来の景気変動を市場参加者が予測した結果なのかは、まだわからない。市場参加者が将来の景気悪化を予測しているとしたら、アメリカ株やドイツ株が下がっていないのは、なぜなのだろうか?日本と中国の株価は下がっている。
『景気サイクル投資法』によると、シクリカル投資とは、バフェットさんがやらない「アンチ・バフェット型投資法」らしい。
自分はあまり積極的にシクリカル投資をやってこなかった。
シクリカル投資では極端に成功する人もいるらしいが、将来どのぐらいのキャッシュを生み出すのか想定するのが難しい会社は、割安という理由で株を保有する自分には、とても難しい。
業種を、狭義の内需、金融、ディフェンシブ、ハイテク、シクリカルに筆者が分けた図を見る。
シクリカルの中に、卸売と石油石炭がある。
バフェットさんは、最近、卸売の商社や、石油の会社を保有しているから、バフェットさんが、シクリカル投資をしないわけではないようにも思った。
内需の中ににも、シクリカルな会社は多くあるように思うし、シクリカル銘柄全てがバフェットさんの投資対象外というわけではないというところが興味深い。
この本には、『「低PERは買い」と金科玉条のように信じて行動すると、シクリカル銘柄に関しては天井圏ばかりをつかむことになってしまいます。』と書いてあった。
グレアムさんの本にも似たようなことが書いてあったし、自分が株を始めたころに、株で生活していた人も同じようなことをtwitterに書いてあったように思う。
一般的には、PERが低いと割安と考えられていて、そのこと自体は間違いないと思うが、株の場合は、PERが低くても割安ではない、割安かどうかわからない、PERが低くて割安であっても、株価はずっと上がらないという例外が、極端に多く、一般に言われてみんなが知っていることだけを学んでも、上手くいかないことが少なくない。
PERが低くても、利益が不安定、利益が成長する見込みがない、借金が多すぎる、キャッシュフローが良くなくて、現金を生み出していなくて利益が疑わしいと言う理由で、割安ではない、または、割安かどうかわからない会社が存在している。
また、株主に永久に生み出した利益をほとんど還元しないため、株主がリスクをとっても報われない、誰も知らない等、株価が割安であっても、長期間PERが他の会社よりも低くなり続ける理由が存在している会社もある。
逆に、株主にしっかり還元する、人気の優待がある、みんなが知っていると言うような理由で、ずっと極端に割高な株価であり続けている会社もある。2016年に、株を保有するようになる前は、自分は、人の気持ちが理解できなかったため、人気のある優待株や、誰もが知っている会社の株を割高だと思って空売りして、大損したことがある。
株の知識と経験の少ない初心者は、PERについて少しだけ学んで、シクリカル銘柄で利益が不安定なのにPERが低いからという理由で、割安という意見になりやすい。
自分も、株価が下がっていたので、株を始めた2016年に、PERが低いから割安と思って、優れた会社であることは疑いようのない三菱商事と伊藤忠商事を購入した。しばらくすると、世界の景気がかなり悪かったため、資源価格が下落し、商社の業績が悪化して、三菱商事は、約3000億円の利益予想だったのに約1500億円の赤字になって、突然PERがなくなった。伊藤忠商事も空売りファンドのターゲットになっていた。その年、商社株は、株価が大きく下落して大損して、損切りした。
そして、自分が2016年に損切りした商社株を、バフェットさんが、2020年に大量に保有して、大きな利益を上げたらしい。なぜ、同じ会社の株を購入しても、自分が株を買うと業績が悪化して株価が下落し、バフェットさんが購入すると業績がよくなって株価が上がるのだろうか?
2020年時点では、自分には、バフェットさんが、商社株を大量に購入した理由はよくわからなかった。その後、日本が極端な円安とインフレになってから、自分は、インフレに強そうな会社を考え続けているうちに、やっと商社株を再び保有するようになった。自分は、インフレの経験がなかっため、答えを見つけるのにかなり時間がかかった。
バフェットさんは、極端なインフレになるより前に、日本の商社株を買っていたが、バフェットさんは、世界全体が、極端なインフレになることも、インフレで日本の商社が極端に大きな利益を上げることもわかっていて、商社株を選択したのだろうか?バフェットさんは、自分よりも、ずっと早く答えにたどり着いているのだろうか?
もしも、市場参加者が、自分とバフェットさんだけだったら、自分はプラスサムゲームの株で利益を上げることができるのだろうか?
日本の会社は、シクリカル銘柄がかなり多いから、このPERが低いから割安と思って天井を掴むトラップには、はまりやすいのかもしれない。
この本では、半導体株はシクリカル銘柄とは書かれていなかったと思う。
しかし、過去に自分が半導体株の成長株で何度も大損しているのも、半導体株は成長株であると同時に、シクリカル銘柄でもあり、割安という理由で買って天井をつかんでしまうトラップに、はまっていたからなのかもしれない。
半導体株の中で、優れた成長する会社を選択しても、半導体株は、下がる時は全部同時に極端に大きく下がってしまうシクリカル銘柄らしい価格変動の特徴があって、長期的には成長すると思っていても、極端に大きな価格の変動に、心が折れてしまう。
商社株と半導体株は、これまで、自分が損切りした後に、信じられないほど極端に大きく株価が上昇した。
自分が損切した後に、ずっと下がり続けた株と、自分が損切りしてから、株価が極端に大きく上がっている株には、どのような違いがあるのだろうか?
一時的に業績が悪化しても、長期的には、市場参加者のあまり高くない期待よりは成長する会社は、一時的に株価が下落しても、株価は戻ることが多いように思う。市場参加者の高すぎる期待を、長期間、下回ってしまう会社は、長期的に株価が下落したことがあった。
どういう時に、損切りすべきで、どういう時に損切すべきでないのかを考えている。
これから長期間保有し続けたとしたら、株価が下がると思う理由があるのであれば損切すべきだと思う。
レバレッジをかけすぎていて、資産の極端な減少を許容できないと自分が思うのであれば、損切りするしかないと思う。
インデックス投資では損切は間違いという意見が多く正しそうに思うのだが、なぜ、個別株投資では損切は正しいという意見が多いのだろうか?