資産状況
・資産(2024年末) :33,967,639円
・現在資産(250808):43,606,385円
・税引き前利益:+9,638,746円(+28.38%)(税引き後配当金+725,349円を含む、入金除く、去年末比)
資産内訳
・信用評価損益:+0円
・個別株:43,464,130円
・国債(ETF):133,080円
・現金:9,175円
保有株
1333 マルハニチロ
1717 明豊ファシリティワークス
1926 ライト工業
1930 北陸電気工事
1938 日本リーテック
1946 トーエネック
1951 エクシオグループ
208A 構造計画研究所
2332 クエスト
2359 コア
2488 JTP
2602 日清オイリオグループ
2674 ハードオフコーポレーション
2768 双日
287A 黒田グループ
3107 ダイワボウホールディングス
3252 地主
3276 JPMC
3277 サンセイランディック
3371 ソフトクリエイトホールディングス
3449 テクノフレックス
3771 システムリサーチ
3799 キーウェアソリューションズ
3837 アドソル日進
3969 エイトレッド
4042 東ソー
4093 東邦アセチレン
4171 グローバルインフォメーション
4189 KHネオケム
4205 日本ゼオン
4262 ニフティライフスタイル
4299 ハイマックス
4345 シーティーエス
4391 ロジザード
4430 東海ソフト
4463 日華化学
4658 日本空調サービス
4662 フォーカスシステムズ
4709 IDホールディングス
4743 ITFOR
4792 山田コンサルティンググループ
4800 オリコン
4828 ビジネスエンジニアリング
4832 JFEシステムズ
5279 日本興業
5284 ヤマウホールディングス
5288 アジアパイル
5333 日本碍子
5388 クニミネ工業
5576 オービーシステム
5589 オートサーバー
5602 栗本鐵工所
5819 カナレ電気
5857 AREホールディングス
5959 岡部
5976 ネツレン
6013 タクマ
6144 西部電機
6272 レオン自動機
6332 月島ホールディングス
6369 トーヨーカネツ
6371 椿本チエイン
6379 レイズネクスト
6486 イーグル工業
6498 キッツ
6540 船場
6546 フルテック
6643 戸上電機製作所
6670 MCJ
6734 ニューテック
6743 大同信号
6888 アクモス
6905 コーセル
6929 日本セラミック
7039 ブリッジインターナショナル
7050 フロンティアインターナショナル
7092 Fast Fitness Japan
7120 SHINKO
7164 全国保証
7191 イントラスト
7240 NOK
7246 プレス工業
7377 DNホールディングス
7417 南陽
7472 鳥羽洋行
7483 ドウシシャ
7505 扶桑電通
7673 ダイコー通産
7856 萩原工業
7949 小松ウオール工業
8005 スクロール
8007 高島
8020 兼松
8030 中央魚類
8052 椿本興業
8053 住友商事
8061 西華産業
8097 三愛オブリ
8133 伊藤忠エネクス
8142 トーホー
8150 三信電気
8159 立花エレテック
8593 三菱HCキャピタル
9233 アジア航測
9306 東陽倉庫
9325 ファイズホールディングス
9381 エーアイティー
9629 ピー・シー・エー
9639 三協フロンテア
9651 日本プロセス
9658 ビジネスブレイン太田昭和
9687 KSK
9709 NCS&A
9765 オオバ
9768 いであ
9799 旭情報サービス
9928 ミロク情報サービス
9286 エネクス・インフラ投資法人
213A 上場インデックスファンド日経半導体株
2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
2511 NEXTFUNDS外債FTSE世界国債インデックスヘッジなし
購入
2511 NEXTFUNDS外債FTSE世界国債インデックスヘッジなし 120口
売却
1945 東京エネシス 400株
2907 あじかん 100株 損切
3837 アドソル日進 300株
4396 システムサポート 100株
7202 いすゞ自動車 100株 損切
信用買建玉
なし
信用新規買
7472 鳥羽洋行 100株
信用返済売
7202 いすゞ自動車 100株 損切
現引
287A 黒田グループ 800株
7202 いすゞ自動車 100株
7472 鳥羽洋行 100株
8142 トーホー 100株
今週のトレード
今週は、トピックスが極端に大きく上昇した。今週は、大型株が強く、小型株の比率の高い保有株全体の株価は、トピックスほど大きく上昇しなかった。決算が良くなくて、売却しようか迷った株もあったが、クオカードが欲しいため、売却するのを思いとどまった。
今週も、レバレッジを下げた。レバレッジを下げるために売却した会社の株が、自分が売却する前に、業績がよくて、株価が極端に大きく上がっていたが、自分が売却した後にも、大きく上がり続けた。先週売却した大型株の株価も大きく上がっていた。
株を売りすぎてレバレッジが1倍以下になり、現金が少しあったため、以前から興味はあった外国の国債ETFを少しだけ購入してみた。価格が上がりすぎている株と異なる価格の動きをする何かを買いたいと思ったが、外国国債ETFは、円高になったら、損してしまうという問題がある。
貿易戦争(アメリカの関税)は、日本の企業の利益にはマイナスだが、アメリカ国債にはプラスのような気がして、外国国債全体を買うか、アメリカ国債だけを買うかかなり迷った。
今年、amazonのpointがもらえて実質半額だった時に購入した『株式投資 第6版 長期投資で成功するための完全ガイド』に、各国の株式と債券の実質リターン(1900~2020年)の図があった。各国の株は、全てプラスのリターンだったが、国債は安全といわれているのに、戦争に負けた日本、ドイツ、イタリア等多くの国は、債券の実質リターンがマイナスになっていた。戦争に強いアメリカ国債だけを保有するべきなのだろうか?
ただ、お金を貸すときには、信用できる人に貸すべきだと思うのだが、アメリカという国は信用できたとしても、アメリカに有利になるようにルールを変更し続けているトランプさんを信用できるだろうか?
アメリカの短期国債が、短期的には、リターンが上方向も下方向も他よりも小さく、自分が購入したいものに最も近いようだ。
ゼロサムゲームのFXのドル円をレバレッジ1倍で、ロングしてスワップポイントを受け取るのと、プラスサムゲームのアメリカ国債ETFを保有するのはどのような違いがあるのだろうか?結果は、近いものになりそうだし、FXよりも外国国債ETFは難しそう。
また、株についても、『米国のような成功裏にある株式市場からのみリターンのデータが集められて、ロシアや中国のような株式が完全に失敗、もしくは消え去ってしまった国では無視される事実』が書かれていて、気になった。各国の株式と債券の実質リターン(1900~2020年)の図になぜか、ロシアと中国の図がなかった。図を作った人にとって、都合の悪い国は、図に入れてない疑いがある。
geminiさんによると、ロシアと中国では、革命により、株の価値がほぼゼロになったらしい。
日本では、インフレで貧しくなっていく人が増えて、長期的に、革命に近いことが起こらないのだろうか?
成長株神話の終焉
今週は、決算をあまり見ないで、数年前に買った本に書いている具体例としての成長が期待されていた会社の株が、数年後の今、当時本の筆者がDCF法で計算した理論株価になっているのか、答え合わせをしてみた。数年前に本の筆者が予想したように売上とキャッシュフローが成長し続けているのか、本が出版された時点と現在を比較して、株価が上がっているのか、下がっているのか、TOPIXの動きと比較してどうだったのか、一つ一つ成長株神話の検証をしてみたら、意外な結果となっていた。
本が出版されてからの数年間で、TOPIXが約92%上昇している間に、本の事例7銘柄のうち、1銘柄は、市場参加者の期待以上に成長していて、極端に大きく株価が上昇していたが、残りの6銘柄は、市場参加者に期待されたほど成長していなくて、TOPIXを大きく下まわり、7銘柄の平均は、約+32%で、TOPIXを約60%下回っていた。
筆者の本をなぜか、この本以外にもう一冊持っていた。その本には、『平凡なパフォーマンスなどから、脱することができるはず』と書いてあった。しかし、奇妙なことに、その本の表紙に推薦文を書いた、かつてはおそらくインデックスに勝っていたプロが、その後は、長期間インデックスに負け続けていて、最近、X(旧twitter)から消えてしまった。
プロである本の筆者は、ほとんどのアクティブファンドがインデックスに負ける中、伝説の投資家ピーターリンチさんやバフェットさんを大幅に上回るパフォーマンスを上げ続けていると主張している。ピーターリンチさんが伝説になっているのは、ピーターリンチさんより高いパフォーマンスのプロの人が、歴史上ほとんどいないからだと思うのだが、どうやって、そのリンチさんを大幅に上回るパフォーマンスを上げているのか、謎が深まった。ほとんどのアクティブファンドは、情報をかなり公開していてパフォーマンスの理由をおおまかには辿ることができるが、本の筆者は情報をあまり公開していないため、大きな謎が残った。
そもそも、この数年は、インフレと株主還元強化により、成長期待株よりも資産バリュー株が評価されるようになるという革命が起こった。そのため、それまで、低すぎる金利により、極端に成長が高く評価され、株価が極端に大きく上がっていた成長株の株価は悲惨なことになって、成長株神話は崩壊していた。自分を含めて成長株神話を信じる人が増えて、神話を読みたい人が増えたから本が出版され、そして、その神話は崩壊した。
自分は、はじめてDCF法を学んだ時には、完璧な物に思えた。しかし、実際には、長期的な企業の成長を正確に予測し、当て続けることはできないと今は思っている。これまで、自分の成長予測があまり当たらなかっただけでなく、複数のプロの人でも、長期的には、期待された高い売上やキャッシュフローの成長は続かず、DCF法の理論株価通りにならなかった現実を見てきた。初心者の頃は、プロなら正確に会社の将来の業績を予測できるのだろうと思っていたが、実際にはそうではないらしい。そうであっても、限界がある中で、世の中には、DCF法を上手く使いこなしている人は、いるのかもしれない。
長期的な企業の成長予測を間違えていた場合、DCFでは間違った理論株価になり、会社の価値を間違って計算し、間違って割安と判断することになる。成長力の高い会社ほど予測と現実の差が大きくなるため、DCF法により理論株価を計算すると、後から答え合わせをしてみると大きく間違っていることが多い。それなのに、本の筆者は、大きく間違った会社の価値を計算してしまう可能性が高いDCF法を使いながら、どうやって株価を割安だと判断して、売買して利益を上げているのか不思議に思った。
市場が大きく変化していく中で、本当に一つの変わらないやり方で、株式市場で常に勝ち続けることができるのか、自分は疑問に思っている。実際に、バフェットさんもやり方を変えている。
自分の場合は、市場の評価が大きく変わる革命のなかで、最初のうちは、成長が続かない成長期待株と全く評価されない成長株の保有にこだわり、大損していた。しかし幸運にも、市場の変化に気づき投資先を大きく入れ替えたことで立て直すことができた。筆者は本の銘柄の株価が、理論株価よりも低いため、割安と書いていたが、自分は、同じ成長株を信じていても、少し宗教が違っていたため、その7銘柄のうち6銘柄は、優れた企業だとは思ったものの株価は割安ではない、と判断して、一度も買おうとはしなかった。忘れていたが、自分のブログ記事を検索してみると、残りの1銘柄は4年前に本を読んだからではなく、会社の資料を見て割安だと思って購入したものの、なぜか次の週に売却していた。
その銘柄だけは、現在、自分を含めて市場参加者が思っていたよりも、業績が極端に良くなり、株価が極端に大きく上昇していた。自分が購入してすぐに売却してしまったことを思い出してがっかりした。ただ、自分が売却した後、株価が半分になってから、6倍になるという恐ろしい株価の動きだったため、自分が売却した時点の判断は、短期的に株価が半分になる株を売却したと言う点では、間違いとは言い切れない。株価が半分になっても、成長を信じて株を保有し続けることは、自分の経験ではかなり難しい。株価が半分へと下がっていく途中で自分が損切してから、株価が極端に上がっていくのを眺めることになりやすい。
本が出版されてから現在までの数年間、本の7銘柄が+32%でTOPIXに負けていた間に、本に書いてあることを完全には信じなかったため、自分は、幸運にもTOPIXに負けないで、資産を増やすことができた。この安くはない本を読んだ価値はあったのだろうか?
次に訪れるであろう、政治による革命やAIによる革命――その時、自分は再び変化に適応できるのだろうか。それともまた、神話を信じ続けてしまうのだろうか。
今回は成長株神話が崩壊した例だったが、次はバリュー株神話が崩れるかもしれない。
昔読んだ本を読み返す
ついでに、フィッシャーさんの『株式投資で普通でない利益を得る』という昔読んだ本を久しぶりに少し読み返した。
『株式投資で普通でない利益を得る』に、『その会社の経営陣は本当に誠実か』という質問がある。自分が、この数年間だけをきりとると、最も上手くいったトレードは、動画を見て、経営者が誠実だと思って、業績があまり良くなくて株価がずっと上がらない頃から、ずっと保有し続けてきた株だった。自分の場合、株価が割安という理由で買った株は、割安でなくなれば売ってしまうというトレードルールのため、保有期間は長くないことが多いが、経営者が誠実という理由で買ったため、成長が期待されていなかったのに、意外にも4年間で会社の利益が3倍になって、株価が極端に大きく上昇して、割安でなくなっても、この会社の株は例外的に売らずにまだ保有し続けている。これから先どうするかは迷う。さっき、この数年間で、成長株神話は崩壊したと書いたが、自分を含めて誰からも成長が期待されていなかったのに、極端に成長したこの会社は、成長株神話が崩壊する中で、株価が極端に大きく上がっていた。記憶にはないが、株を保有し始めた1年目の2016年8月にも、会社名は少し変わっているが既にこの株を保有していた。何度も売ったり買ったりしていると思うが、少しずつこの会社への信用が高くなり、だんだん長く保有するようになってきた。経営者が信用できるという理由以外にも、昔から割安であったり、いくつか保有する理由があったようだ。よく振り返ると、株価がずっと上がらなかった時もこの会社の株を保有していたから、自分の10年間のトレード期間全体で、時間効率を考えると、TOPIXを大きく上回ってはいるもののもっとも上手くいったトレードではなさそうだ。
フィッシャーさんは、認知症になるまでは、驚くべき記憶力を誇っていて、選挙が好きで、全ての議員の名前を常に記憶していたらしい。
バフェットさんの本を読んでみたら、バフェットさんは、子供の頃から株をトレードしていて、19歳で大学を卒業し、その後、大学院でグレアムさんから学んだらしい。グレアムさんの本『証券分析』を全て記憶していたらしい。グレアムさんの22年間の授業で、バフェットさんだけが、Aプラスの成績だったらしい。
彼らの投資方法がすごいということもあるが、彼らの桁外れの記憶力が凄いから彼らは結果を出しているのであり、彼らの本を読んでも、彼らのようにはなれないのではないか、と思った。
ただ、特別な才能や知識のない自分を含めて、ほとんどの人にとって、『証券分析』を読むのが極端に難しいから、もし、『証券分析』をバフェットさんのようにしっかり読むことができれば、それは価値があることのようにも思って、少しずつ興味のあるところから読んでいる。バリュー投資があまり流行らなかったのは、グレアムさんが頭が良すぎてほとんどの人が、グレアムさんの本を理解できなかったからではないだろうか?
多くの会社と同じことをやって価格競争をしている会社よりも、他の会社ができないことややりたくないことをやっている会社のほうが利益を上げやすいように、トレードでも、他の市場参加者ができないことややりたくないことをやったほうが、利益を上げやすいのではないだろうか?
2014年に『証券分析』を、2,400円でamazonのキンドルで買った時は、定価約1万円よりもずっと安く買うことができたと思ったが、自分の知識も経験もゼロだったため、全く理解できなかった。当時の自分にとっては、1円の価値もなく、猫に小判だった。その時、読むべき本は子供向けに書かれた本で、2016年に、自分は、子供向けに書かれた本を読んで、株を保有し始めた。
しかし、10年の経験で、いろいろ考えて悩んだ末に『証券分析』を読み直してみると、以前よりは、内容が理解できるようになってきた。意外と、昔と今で、変わっていないことがあって、自分の疑問に対する答えが書いてあるように思うこともあった。
理論的には、Aという結論になるとある本に書いてあるのに、AではなくBという現実になる時、自分の場合は疑問が発生し、現実がAにならないならその理論は正しくないか、あまり意味がないのではないかと思った。自分の能力では、現実がBになる理由を上手く説明できなかった。しかし、グレアムさんは、Bという現実になる理由を自分がなるほどと理解できる文章で、説明することができていた。
自分が理解できる本を繰り返し読むか、理解するのが難しすぎる本に挑戦するか迷う。
証券会社手数料無制限0円に
自分がトレードしている証券会社の手数料が、無条件かつ無制限に0円になるらしい。
これまでは、現物と信用それぞれ100万円以内のみ手数料0円だったため、現物と信用を使うことで、自分の場合は、取引による手数料をあまり(ほとんど)払っていなかった。短期のトレーダーが株で負けてしまう理由は、多すぎる取引によって、手数料が大きくなることと言われてきたが、手数料が無料になるとどうなるのだろうか?
FXの会社の場合は、手数料無料でどうやって利益を上げているのか不思議に思っていた時、スプレッドで利益を上げることができるという話を聞いた事がある。それはいったいどういう意味なのだろうか?15年前、FXを始めた頃、手数料無料なのに、トレードをやればやるほど、スプレッドの分お金が減ることに気が付いて、トレード数を減らす方が有利だとは思ったが、その自分のお金が減った分がどこへ行くのかはよくわからなかった。
これからの証券会社は、手数料無料で、どうやって利益を上げるのだろうか?信用取引の金利だけで利益を上げることができるのだろうか?価格競争が激化しているように見える。自分がトレードをしている証券会社は、最近、投資信託の選択肢を増やしたり、アメリカの既発債が買えるようになったり、先頭を走っている証券会社を追いかけているようには見える。しかし、もうかなり負けていて追いつくのは難しそうだ。
自分が株を選択する場合は、価格競争が厳しい会社の株をあまり買わない。
市場のカモから
これまで何度も読んだ『欲望と幻想の市場』という有名な本によると、大昔、リバモアさんの時代には、本物の証券会社とは別に、怪しい合百というお店があって、トレードする人が損すると儲かるお店が存在していたらしい。お客さんと反対のポジションをお店の人がとっていたらしい。
本の中で、『あれが見えるか?あの客たちだ。よく見ろ、300人はいる。みんなおれのカモだ。いいか、おれはあいつらから金を巻きあげて一家を養っているんだ。』と合百の店長は言った。
リバモアさんは、逆に、お店をカモにしていたため、お店に出入りすることを禁止されていった。
本では、合百は『市場外で相場の騰落を当てる賭博で、株などの相場が、ある価格になるかどうかを賭けるもの。』と説明された。現在の法律では、合百は違法らしい。
『世紀の相場師ジェシー・リバモア』も読み返してみる。『売買益がそんなにたやすく得られるのなら、なぜ情報売りに精を出すのか?』リバモアさんは、簡単にカモにされる初心者がなぜ素朴な疑問をもたないのか、不思議に思った。リバモアさんの時代と、現代のカモが全く同じであることを興味深く思った。『ねらった株を上げようと思ったら、カモに買わせることだ』という格言があるらしい。
リバモアさんは、市場のカモについて考え、三つのレベルのタイプに分類し、明確なイメージを持っていた。レベルが2段階上がっても依然として市場のカモであるという分析は興味深い。その時点では、リバモアさん自身もカモだと思っていた。
自分も、2015年に、アップル株の株価が暴落して、怖くなって自分が損切した後、バフェットさんが株価が大きく下がったアップル株を買い、大きな利益を上げ続けているのを見て、自分自身が市場のカモ(ミスターマーケット)になっていたことに気が付いて、バフェットさんについて真剣に調べ始めた。
amazonの購入履歴を調べてみると、2014年にバフェットさんについて書かれた本を購入していた。アップル株を損切してから、バフェットさんについて調べ始めたものだと思っていたが、昔のことで記憶にはないが、アップル株を買う前から、なぜかバフェットさんについて調べていたらしい。
バフェットさんについて調べた結果、バフェットさんと同じアップル株という結論に、バフェットさんよりも早くたどり着いたもののの残念ながら自分は損失に終わった。
その後、2016年に、日本株を保有し始めた。1年目に購入したのが、割安だと思った三菱商事と伊藤忠商事だったが、景気が悪化し、業績が悪化し、伊藤忠商事は空売りファンドに狙われ、株価が下がり損切した。その後、バフェットさんが日本の商社株を買って、膨大な利益を上げ、歴史が繰り返されたことに驚いた。
アップルの損切り時点では、リバモアさんの分類では、レベル1のカモ(無知蒙昧の道楽者)だったが、商社株を損切した時には、真剣に子供向けの本から学んだ結果、レベル3のカモ(割安株をねらって仕込み、反騰を待つタイプ)にレベルアップしていた。
カモではあっても、バフェットさんと同じ銘柄をバフェットさんより早く買うことができたことは、銘柄選択だけはそれほど間違えていないという自信にはなった。
自分がカモであることは、その時は気が付いていなかった。最初にこの本を読んだのは、自分がカモになる前だった。つまり、本を読んで、カモとはどういうものか知っていても、自分がカモにならなければ、本に書いてあることが理解できないため、結局カモになってしまうということだ。
今、カモについて詳しく書かれた本と昔の自分を重ねて、自分がカモだったことに気が付いた。
割安株をねらって仕込み、反騰を待つタイプは、なぜカモなのだろうか?
レベル3のカモから、さらにレベルアップするにはどうすればよいのだろうか?







・資産(2024年末) :33,967,639円
・現在資産(250808):43,606,385円
・税引き前利益:+9,638,746円(+28.38%)(税引き後配当金+725,349円を含む、入金除く、去年末比)
資産内訳
・信用評価損益:+0円
・個別株:43,464,130円
・国債(ETF):133,080円
・現金:9,175円
保有株
1333 マルハニチロ
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1926 ライト工業
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1938 日本リーテック
1946 トーエネック
1951 エクシオグループ
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2359 コア
2488 JTP
2602 日清オイリオグループ
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3252 地主
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3277 サンセイランディック
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3449 テクノフレックス
3771 システムリサーチ
3799 キーウェアソリューションズ
3837 アドソル日進
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4042 東ソー
4093 東邦アセチレン
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7240 NOK
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7417 南陽
7472 鳥羽洋行
7483 ドウシシャ
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7856 萩原工業
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8005 スクロール
8007 高島
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8061 西華産業
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8133 伊藤忠エネクス
8142 トーホー
8150 三信電気
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8593 三菱HCキャピタル
9233 アジア航測
9306 東陽倉庫
9325 ファイズホールディングス
9381 エーアイティー
9629 ピー・シー・エー
9639 三協フロンテア
9651 日本プロセス
9658 ビジネスブレイン太田昭和
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9286 エネクス・インフラ投資法人
213A 上場インデックスファンド日経半導体株
2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
2511 NEXTFUNDS外債FTSE世界国債インデックスヘッジなし
購入
2511 NEXTFUNDS外債FTSE世界国債インデックスヘッジなし 120口
売却
1945 東京エネシス 400株
2907 あじかん 100株 損切
3837 アドソル日進 300株
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なし
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今週のトレード
今週は、トピックスが極端に大きく上昇した。今週は、大型株が強く、小型株の比率の高い保有株全体の株価は、トピックスほど大きく上昇しなかった。決算が良くなくて、売却しようか迷った株もあったが、クオカードが欲しいため、売却するのを思いとどまった。
今週も、レバレッジを下げた。レバレッジを下げるために売却した会社の株が、自分が売却する前に、業績がよくて、株価が極端に大きく上がっていたが、自分が売却した後にも、大きく上がり続けた。先週売却した大型株の株価も大きく上がっていた。
株を売りすぎてレバレッジが1倍以下になり、現金が少しあったため、以前から興味はあった外国の国債ETFを少しだけ購入してみた。価格が上がりすぎている株と異なる価格の動きをする何かを買いたいと思ったが、外国国債ETFは、円高になったら、損してしまうという問題がある。
貿易戦争(アメリカの関税)は、日本の企業の利益にはマイナスだが、アメリカ国債にはプラスのような気がして、外国国債全体を買うか、アメリカ国債だけを買うかかなり迷った。
今年、amazonのpointがもらえて実質半額だった時に購入した『株式投資 第6版 長期投資で成功するための完全ガイド』に、各国の株式と債券の実質リターン(1900~2020年)の図があった。各国の株は、全てプラスのリターンだったが、国債は安全といわれているのに、戦争に負けた日本、ドイツ、イタリア等多くの国は、債券の実質リターンがマイナスになっていた。戦争に強いアメリカ国債だけを保有するべきなのだろうか?
ただ、お金を貸すときには、信用できる人に貸すべきだと思うのだが、アメリカという国は信用できたとしても、アメリカに有利になるようにルールを変更し続けているトランプさんを信用できるだろうか?
アメリカの短期国債が、短期的には、リターンが上方向も下方向も他よりも小さく、自分が購入したいものに最も近いようだ。
ゼロサムゲームのFXのドル円をレバレッジ1倍で、ロングしてスワップポイントを受け取るのと、プラスサムゲームのアメリカ国債ETFを保有するのはどのような違いがあるのだろうか?結果は、近いものになりそうだし、FXよりも外国国債ETFは難しそう。
また、株についても、『米国のような成功裏にある株式市場からのみリターンのデータが集められて、ロシアや中国のような株式が完全に失敗、もしくは消え去ってしまった国では無視される事実』が書かれていて、気になった。各国の株式と債券の実質リターン(1900~2020年)の図になぜか、ロシアと中国の図がなかった。図を作った人にとって、都合の悪い国は、図に入れてない疑いがある。
geminiさんによると、ロシアと中国では、革命により、株の価値がほぼゼロになったらしい。
日本では、インフレで貧しくなっていく人が増えて、長期的に、革命に近いことが起こらないのだろうか?
成長株神話の終焉
今週は、決算をあまり見ないで、数年前に買った本に書いている具体例としての成長が期待されていた会社の株が、数年後の今、当時本の筆者がDCF法で計算した理論株価になっているのか、答え合わせをしてみた。数年前に本の筆者が予想したように売上とキャッシュフローが成長し続けているのか、本が出版された時点と現在を比較して、株価が上がっているのか、下がっているのか、TOPIXの動きと比較してどうだったのか、一つ一つ成長株神話の検証をしてみたら、意外な結果となっていた。
本が出版されてからの数年間で、TOPIXが約92%上昇している間に、本の事例7銘柄のうち、1銘柄は、市場参加者の期待以上に成長していて、極端に大きく株価が上昇していたが、残りの6銘柄は、市場参加者に期待されたほど成長していなくて、TOPIXを大きく下まわり、7銘柄の平均は、約+32%で、TOPIXを約60%下回っていた。
筆者の本をなぜか、この本以外にもう一冊持っていた。その本には、『平凡なパフォーマンスなどから、脱することができるはず』と書いてあった。しかし、奇妙なことに、その本の表紙に推薦文を書いた、かつてはおそらくインデックスに勝っていたプロが、その後は、長期間インデックスに負け続けていて、最近、X(旧twitter)から消えてしまった。
プロである本の筆者は、ほとんどのアクティブファンドがインデックスに負ける中、伝説の投資家ピーターリンチさんやバフェットさんを大幅に上回るパフォーマンスを上げ続けていると主張している。ピーターリンチさんが伝説になっているのは、ピーターリンチさんより高いパフォーマンスのプロの人が、歴史上ほとんどいないからだと思うのだが、どうやって、そのリンチさんを大幅に上回るパフォーマンスを上げているのか、謎が深まった。ほとんどのアクティブファンドは、情報をかなり公開していてパフォーマンスの理由をおおまかには辿ることができるが、本の筆者は情報をあまり公開していないため、大きな謎が残った。
そもそも、この数年は、インフレと株主還元強化により、成長期待株よりも資産バリュー株が評価されるようになるという革命が起こった。そのため、それまで、低すぎる金利により、極端に成長が高く評価され、株価が極端に大きく上がっていた成長株の株価は悲惨なことになって、成長株神話は崩壊していた。自分を含めて成長株神話を信じる人が増えて、神話を読みたい人が増えたから本が出版され、そして、その神話は崩壊した。
自分は、はじめてDCF法を学んだ時には、完璧な物に思えた。しかし、実際には、長期的な企業の成長を正確に予測し、当て続けることはできないと今は思っている。これまで、自分の成長予測があまり当たらなかっただけでなく、複数のプロの人でも、長期的には、期待された高い売上やキャッシュフローの成長は続かず、DCF法の理論株価通りにならなかった現実を見てきた。初心者の頃は、プロなら正確に会社の将来の業績を予測できるのだろうと思っていたが、実際にはそうではないらしい。そうであっても、限界がある中で、世の中には、DCF法を上手く使いこなしている人は、いるのかもしれない。
長期的な企業の成長予測を間違えていた場合、DCFでは間違った理論株価になり、会社の価値を間違って計算し、間違って割安と判断することになる。成長力の高い会社ほど予測と現実の差が大きくなるため、DCF法により理論株価を計算すると、後から答え合わせをしてみると大きく間違っていることが多い。それなのに、本の筆者は、大きく間違った会社の価値を計算してしまう可能性が高いDCF法を使いながら、どうやって株価を割安だと判断して、売買して利益を上げているのか不思議に思った。
市場が大きく変化していく中で、本当に一つの変わらないやり方で、株式市場で常に勝ち続けることができるのか、自分は疑問に思っている。実際に、バフェットさんもやり方を変えている。
自分の場合は、市場の評価が大きく変わる革命のなかで、最初のうちは、成長が続かない成長期待株と全く評価されない成長株の保有にこだわり、大損していた。しかし幸運にも、市場の変化に気づき投資先を大きく入れ替えたことで立て直すことができた。筆者は本の銘柄の株価が、理論株価よりも低いため、割安と書いていたが、自分は、同じ成長株を信じていても、少し宗教が違っていたため、その7銘柄のうち6銘柄は、優れた企業だとは思ったものの株価は割安ではない、と判断して、一度も買おうとはしなかった。忘れていたが、自分のブログ記事を検索してみると、残りの1銘柄は4年前に本を読んだからではなく、会社の資料を見て割安だと思って購入したものの、なぜか次の週に売却していた。
その銘柄だけは、現在、自分を含めて市場参加者が思っていたよりも、業績が極端に良くなり、株価が極端に大きく上昇していた。自分が購入してすぐに売却してしまったことを思い出してがっかりした。ただ、自分が売却した後、株価が半分になってから、6倍になるという恐ろしい株価の動きだったため、自分が売却した時点の判断は、短期的に株価が半分になる株を売却したと言う点では、間違いとは言い切れない。株価が半分になっても、成長を信じて株を保有し続けることは、自分の経験ではかなり難しい。株価が半分へと下がっていく途中で自分が損切してから、株価が極端に上がっていくのを眺めることになりやすい。
本が出版されてから現在までの数年間、本の7銘柄が+32%でTOPIXに負けていた間に、本に書いてあることを完全には信じなかったため、自分は、幸運にもTOPIXに負けないで、資産を増やすことができた。この安くはない本を読んだ価値はあったのだろうか?
次に訪れるであろう、政治による革命やAIによる革命――その時、自分は再び変化に適応できるのだろうか。それともまた、神話を信じ続けてしまうのだろうか。
今回は成長株神話が崩壊した例だったが、次はバリュー株神話が崩れるかもしれない。
昔読んだ本を読み返す
ついでに、フィッシャーさんの『株式投資で普通でない利益を得る』という昔読んだ本を久しぶりに少し読み返した。
『株式投資で普通でない利益を得る』に、『その会社の経営陣は本当に誠実か』という質問がある。自分が、この数年間だけをきりとると、最も上手くいったトレードは、動画を見て、経営者が誠実だと思って、業績があまり良くなくて株価がずっと上がらない頃から、ずっと保有し続けてきた株だった。自分の場合、株価が割安という理由で買った株は、割安でなくなれば売ってしまうというトレードルールのため、保有期間は長くないことが多いが、経営者が誠実という理由で買ったため、成長が期待されていなかったのに、意外にも4年間で会社の利益が3倍になって、株価が極端に大きく上昇して、割安でなくなっても、この会社の株は例外的に売らずにまだ保有し続けている。これから先どうするかは迷う。さっき、この数年間で、成長株神話は崩壊したと書いたが、自分を含めて誰からも成長が期待されていなかったのに、極端に成長したこの会社は、成長株神話が崩壊する中で、株価が極端に大きく上がっていた。記憶にはないが、株を保有し始めた1年目の2016年8月にも、会社名は少し変わっているが既にこの株を保有していた。何度も売ったり買ったりしていると思うが、少しずつこの会社への信用が高くなり、だんだん長く保有するようになってきた。経営者が信用できるという理由以外にも、昔から割安であったり、いくつか保有する理由があったようだ。よく振り返ると、株価がずっと上がらなかった時もこの会社の株を保有していたから、自分の10年間のトレード期間全体で、時間効率を考えると、TOPIXを大きく上回ってはいるもののもっとも上手くいったトレードではなさそうだ。
フィッシャーさんは、認知症になるまでは、驚くべき記憶力を誇っていて、選挙が好きで、全ての議員の名前を常に記憶していたらしい。
バフェットさんの本を読んでみたら、バフェットさんは、子供の頃から株をトレードしていて、19歳で大学を卒業し、その後、大学院でグレアムさんから学んだらしい。グレアムさんの本『証券分析』を全て記憶していたらしい。グレアムさんの22年間の授業で、バフェットさんだけが、Aプラスの成績だったらしい。
彼らの投資方法がすごいということもあるが、彼らの桁外れの記憶力が凄いから彼らは結果を出しているのであり、彼らの本を読んでも、彼らのようにはなれないのではないか、と思った。
ただ、特別な才能や知識のない自分を含めて、ほとんどの人にとって、『証券分析』を読むのが極端に難しいから、もし、『証券分析』をバフェットさんのようにしっかり読むことができれば、それは価値があることのようにも思って、少しずつ興味のあるところから読んでいる。バリュー投資があまり流行らなかったのは、グレアムさんが頭が良すぎてほとんどの人が、グレアムさんの本を理解できなかったからではないだろうか?
多くの会社と同じことをやって価格競争をしている会社よりも、他の会社ができないことややりたくないことをやっている会社のほうが利益を上げやすいように、トレードでも、他の市場参加者ができないことややりたくないことをやったほうが、利益を上げやすいのではないだろうか?
2014年に『証券分析』を、2,400円でamazonのキンドルで買った時は、定価約1万円よりもずっと安く買うことができたと思ったが、自分の知識も経験もゼロだったため、全く理解できなかった。当時の自分にとっては、1円の価値もなく、猫に小判だった。その時、読むべき本は子供向けに書かれた本で、2016年に、自分は、子供向けに書かれた本を読んで、株を保有し始めた。
しかし、10年の経験で、いろいろ考えて悩んだ末に『証券分析』を読み直してみると、以前よりは、内容が理解できるようになってきた。意外と、昔と今で、変わっていないことがあって、自分の疑問に対する答えが書いてあるように思うこともあった。
理論的には、Aという結論になるとある本に書いてあるのに、AではなくBという現実になる時、自分の場合は疑問が発生し、現実がAにならないならその理論は正しくないか、あまり意味がないのではないかと思った。自分の能力では、現実がBになる理由を上手く説明できなかった。しかし、グレアムさんは、Bという現実になる理由を自分がなるほどと理解できる文章で、説明することができていた。
自分が理解できる本を繰り返し読むか、理解するのが難しすぎる本に挑戦するか迷う。
証券会社手数料無制限0円に
自分がトレードしている証券会社の手数料が、無条件かつ無制限に0円になるらしい。
これまでは、現物と信用それぞれ100万円以内のみ手数料0円だったため、現物と信用を使うことで、自分の場合は、取引による手数料をあまり(ほとんど)払っていなかった。短期のトレーダーが株で負けてしまう理由は、多すぎる取引によって、手数料が大きくなることと言われてきたが、手数料が無料になるとどうなるのだろうか?
FXの会社の場合は、手数料無料でどうやって利益を上げているのか不思議に思っていた時、スプレッドで利益を上げることができるという話を聞いた事がある。それはいったいどういう意味なのだろうか?15年前、FXを始めた頃、手数料無料なのに、トレードをやればやるほど、スプレッドの分お金が減ることに気が付いて、トレード数を減らす方が有利だとは思ったが、その自分のお金が減った分がどこへ行くのかはよくわからなかった。
これからの証券会社は、手数料無料で、どうやって利益を上げるのだろうか?信用取引の金利だけで利益を上げることができるのだろうか?価格競争が激化しているように見える。自分がトレードをしている証券会社は、最近、投資信託の選択肢を増やしたり、アメリカの既発債が買えるようになったり、先頭を走っている証券会社を追いかけているようには見える。しかし、もうかなり負けていて追いつくのは難しそうだ。
自分が株を選択する場合は、価格競争が厳しい会社の株をあまり買わない。
市場のカモから
これまで何度も読んだ『欲望と幻想の市場』という有名な本によると、大昔、リバモアさんの時代には、本物の証券会社とは別に、怪しい合百というお店があって、トレードする人が損すると儲かるお店が存在していたらしい。お客さんと反対のポジションをお店の人がとっていたらしい。
本の中で、『あれが見えるか?あの客たちだ。よく見ろ、300人はいる。みんなおれのカモだ。いいか、おれはあいつらから金を巻きあげて一家を養っているんだ。』と合百の店長は言った。
リバモアさんは、逆に、お店をカモにしていたため、お店に出入りすることを禁止されていった。
本では、合百は『市場外で相場の騰落を当てる賭博で、株などの相場が、ある価格になるかどうかを賭けるもの。』と説明された。現在の法律では、合百は違法らしい。
『世紀の相場師ジェシー・リバモア』も読み返してみる。『売買益がそんなにたやすく得られるのなら、なぜ情報売りに精を出すのか?』リバモアさんは、簡単にカモにされる初心者がなぜ素朴な疑問をもたないのか、不思議に思った。リバモアさんの時代と、現代のカモが全く同じであることを興味深く思った。『ねらった株を上げようと思ったら、カモに買わせることだ』という格言があるらしい。
リバモアさんは、市場のカモについて考え、三つのレベルのタイプに分類し、明確なイメージを持っていた。レベルが2段階上がっても依然として市場のカモであるという分析は興味深い。その時点では、リバモアさん自身もカモだと思っていた。
自分も、2015年に、アップル株の株価が暴落して、怖くなって自分が損切した後、バフェットさんが株価が大きく下がったアップル株を買い、大きな利益を上げ続けているのを見て、自分自身が市場のカモ(ミスターマーケット)になっていたことに気が付いて、バフェットさんについて真剣に調べ始めた。
amazonの購入履歴を調べてみると、2014年にバフェットさんについて書かれた本を購入していた。アップル株を損切してから、バフェットさんについて調べ始めたものだと思っていたが、昔のことで記憶にはないが、アップル株を買う前から、なぜかバフェットさんについて調べていたらしい。
バフェットさんについて調べた結果、バフェットさんと同じアップル株という結論に、バフェットさんよりも早くたどり着いたもののの残念ながら自分は損失に終わった。
その後、2016年に、日本株を保有し始めた。1年目に購入したのが、割安だと思った三菱商事と伊藤忠商事だったが、景気が悪化し、業績が悪化し、伊藤忠商事は空売りファンドに狙われ、株価が下がり損切した。その後、バフェットさんが日本の商社株を買って、膨大な利益を上げ、歴史が繰り返されたことに驚いた。
アップルの損切り時点では、リバモアさんの分類では、レベル1のカモ(無知蒙昧の道楽者)だったが、商社株を損切した時には、真剣に子供向けの本から学んだ結果、レベル3のカモ(割安株をねらって仕込み、反騰を待つタイプ)にレベルアップしていた。
カモではあっても、バフェットさんと同じ銘柄をバフェットさんより早く買うことができたことは、銘柄選択だけはそれほど間違えていないという自信にはなった。
自分がカモであることは、その時は気が付いていなかった。最初にこの本を読んだのは、自分がカモになる前だった。つまり、本を読んで、カモとはどういうものか知っていても、自分がカモにならなければ、本に書いてあることが理解できないため、結局カモになってしまうということだ。
今、カモについて詳しく書かれた本と昔の自分を重ねて、自分がカモだったことに気が付いた。
割安株をねらって仕込み、反騰を待つタイプは、なぜカモなのだろうか?
レベル3のカモから、さらにレベルアップするにはどうすればよいのだろうか?







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